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 就任当初から、過去からの失言の多さと担当分野の知識の不足を危ぶまれていた桜田氏ですが、やはり答弁間違いを繰り返し、失笑を買っています。さらに、サイバーセキュリティ―担当大臣でもありながら、パソコンを自分で使わないことが明らかになり、海外からも驚かれる始末です。日本の大臣は誰でも務まるという不都合な真実を世界中に明らかにしてしまいました。

 

日本の組織の特性

 一般に組織の長は、あまり細かくない方が喜ばれるでしょう。細かくなくても、大事なことは自分できちんと判断する能力がある人なら問題ないのでしょうが、日本では「神輿は軽い方が担ぎやすい。」などと、無能な方が歓迎されたりもします。しかし、こんなことは、日本でしか通用しないことかもしれません。

 地方公務員も、平の職員の時は5年ほど同じ仕事を続けたりもしますが、役付けになると、2年ほどで頻繁に異動します。就任当初は、その分野の素人であることもしばしばです。しかし、それは、将来の幹部を選別し、育てるためのシステムなのでしょう。

 どこに配属されても短期間に仕事をマスターする人に幅広い経験をさせようとするものです。

 しかし、大臣にはこの方式は止めていただきたいものです。政務官、副大臣時代に資質の不足が明らかになった人は、大臣にしてはいけないでしょう。また、パソコンを使えない人にサイバーセキュリティー対策についてレクチャーし、理解させなければならない羽目になった官僚の皆さんが、気の毒です。(少々滑稽でもありますが・・・。)

 

桜田大臣による危険性

 あの方は、衆議院の内閣委員会で資質、適性を問われたのに対し、私は「判断力は抜群だ。」と反論し、また嘲笑気味に報道されています。こんな答弁をすることだけを取り上げても、判断力が優れているとは思えません。判断力に優れていれば、過去の数々の失言はなかったでしょう。

 私が心配なのは、あの大臣のせいで日本の政府のシステムなどがハッカーの標的になってしまうのではないかということです。

 

 自分の個人事務所のセキュリティーにも自信を誇示したとのことですが、危険なことでしょう。あの方の事務所のシステムに侵入しても面白いものはなさそうですが、面白半分に侵入しようとするハッカーも現れるかもしれません。

 同様に、日本の五輪担当のシステムなどに侵入して嘲笑してやろうとするハッカーも現れるかもしれません。

 あの大臣の存在が、そんな余計なリスクを招き寄せてしまった可能性もあり、政権の任命責任が問われます。

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