2019参議院選挙が終わりました。投票率が48.8%と、24年ぶりに50%を割り込む低いものになったようです。
野党が年金問題を争点にしようとしましたが不発に終わり、消費税引き上げ、原発再稼働などもほとんど議論されずに終わってしまいました。
そんな中、各地で「選挙割」の取組も見られましたが、今回は目に見える成果を上げることはできなかったようです。
選挙割
選挙割とは、投票した人が商店などで割引サービスなどを受けられる取組です。2012年の衆議院選挙から各地で取組が始まったようです。
選挙管理委員会が財政負担をするわけではなく、サービスは参加する商店の提供ですが、「投票済み証」を発行するなどで協力する選挙管理委員会もあります。残念ながら、私の住む市の選管は、行っていません。
投票所の近くにある商店、飲食店には、メリットのある取組だと思います。投票率アップにも一定の効果が期待できそうです。
関心の薄い人に投票させることの意義
もともと政治への参加意欲の高い人は、選挙割などなくても投票します。
選挙に全く関心がない人に、特典目当てに投票してもらうことに意義があるかどうかは、意見が分かれるところでしょう。しかし、選挙には少しは関心があるけれど投票に行くのが面倒だと考える人は多いと思われ、その人たちの背中を押すことは、意義があるのではないかと私は考えています。
逆に、投票割につられて投票をすることをきっかけに、選挙への関心も生まれるかもしれません。
このような取組が広がることを期待しています。
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