公務員の職場はほとんど、年次有給休暇の付与期間は1月から12月ですが、民間では事業年度に合わせ、4月から3月としている事業所が多いようです。義務化された有給休暇5日取得の駆け込みも大詰めです。

 日本のサラリーマンは、気軽に有給休暇を取得する人は少ないようです。

 

これでは感染を隠したくなる

 私の住む市では既に新型コロナウイルスの感染者が判明していますが、我が職場では、まだ判明していません。私も今のところ元気です。

 私は、我が職場の感染第一号には絶対になりたくないのですが、多くのサラリーマンは同じ思いでしょう。特に、民間企業の場合は、感染者の判明は、今の世相では、倒産や廃業の引き金になりかねません。同僚から恨まれてしまいます。

 また、マスコミにも報道され、近所にもバレるかもしれません。

 政府は、少し具合が悪い人は、医療機関をすぐに受診せずに自宅で休んで様子を見ることを推奨していますが、少し具合が悪いくらいで仕事を休む人、休むことができる人は多くないでしょう。また、自分が職場の感染者第一号になりたくないので、具合が悪いことを隠して仕事を続けることになります。その結果、職場に感染を広げ、ある日、感染爆発が起こる・・・。

そんな最悪のシナリオが、現実味を帯びていますが、専門家からも感染爆発(オーバーシュート)を危惧する声が聞こえます。

 

もっと気軽に休暇を取る風土が必要

 年次有給休暇を取得するのに特別な理由は必要ないはずですが、日本では理由を示して、言い訳しながら年休をお願いすることも多いようです。たしかに、時季変更権を行使するかどうか検討を要する場面では、年休の理由も必要かもしれませんが、それ以外の場面では不要です。

 年休取得に際し、理由を言わない、上司も尋ねない慣行を普及させるべきだと思います。

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