自動車や自転車の運転中のスマホは、以前から道路交通法で規制されていますが、歩行中のスマホは規制する法律がなく、野放しの状態でした。

 神奈川県大和市の議会で625日、歩きスマホを禁止する条例が可決成立し、7月から施行されるとの報道です。私は大賛成で、全国の自治体に広がってほしいと願っています。

 

大和市の条例

「大和市歩きスマホの防止に関する条例」では、「何人も、公共の場所において歩きスマホを行ってはならない」と規定し、「歩きスマホ」を「スマホ等の画面を注視しながら歩行すること」と定義しているとのこと。「スマホ等」には、スマートフォンのほか、携帯電話やタブレット端末、その他これらに類する物も含まれ、これらの画面を注視しながら歩行することが「歩きスマホ」の対象となるとのことです。

また、「公共の場所」とは、市内の道路はもちろん、駅前広場、公園、その他の公共の用に供される場所を指し、室内などは除かれます。駅の構内などは対象なのか、報道では明らかでありませんが、おそらく対象外でしょう。

 

歩きスマホする人は多い

 私も、歩いているときに電話がかかってきたり、メールが着信したりした場合、歩きながら操作することがあります。しかし、問題なのは、画面を注視してゲームをしたり、漫画や記事を読んだりする行為です。歩きながらそんなことをする人は、一種の中毒だと思います。そんな人とすれ違う時は、相手が自分に気づいているのか不安になり、危険を感じます。

 

 残念なのは、この条例では罰則が設けられなかったことです。スマホの没収などの罰則を規定したほうが、実効性が高まったでしょう。今後の課題です。

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