一国二制度という約束の下で香港がイギリスから中国に返還された際、西側諸国は「金の卵を産む鶏を殺すような馬鹿なことをするはずがない」といって香港への投資等を継続しました。

 また、経済開放が進めば民主化も進み、人権も尊重するまともな国になるだろうとの期待の下に、2002年、WTOにも迎え入れました。

 しかし、中国は約束を破り、人権侵害を続け、他国の知的財産権の侵害も続けています。金の卵を産む鶏も殺してしまおうとしています。

 

 すでに世界各国は中国の危険性に気づき、これ以上発展させず、衰退させる方向に動き始めました。中国を外した経済体制の構築を始めています。

 

アメリカ次期政権への期待

 トランプ政権の強硬姿勢について、中国では、トランプ氏の選挙目当ての行動ととらえ、政権が代われば収まるものと楽観視する見方もあるようです。次期政権は、トランプ政権のような独善的なやり方は採らないでしょうが、例えば、WHO脱退を取りやめる条件として台湾の参加を認めることを求める等、理性的なやり方で中国の期待を打ち砕いていただきたいものです。

 

日本の政権にはがっかり

 アメリカばかりでなく、EU諸国、オーストラリア等も中国に対してかなり強硬な姿勢を打ち出している中、日本政府の及び腰の姿勢が目につきます。恥ずかしいことです。

 中国共産党ではなく、香港市民、中国の良識派に寄り添う方が、長期的な日中友好に資すると思うのですが・・・。海外の情報が多少は入ってくる社会で、あんな極悪政権が長続きするとは思えませんから。

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