9月18日にジャパンライフの元会長、元社長らが警視庁に逮捕されました。それから、マスコミは連日のように、虎の子の老後資金をだまし取られた高齢者の悲惨な状況を報じ、その中で、安倍前総理から元会長への「桜を見る会」の招待状が演じた役割についても報じられています。あの招待状が、お金を持っている高齢者を信用させるための「騙しの小道具」として使われたことは間違いありません。
あの招待状を出した人は、詐欺の共犯といってもいいかもしれません。
タイミングが良すぎる
安倍前総理の退陣前に今回の逮捕劇があれば、「桜を見る会」の疑惑についてあらためて注目が集まり、安倍前総理に説明を求める意見や批判が殺到したでしょう。その状況下で退陣すれば、「逃げた」と言われるのは必定です。
また、退陣表明後、菅新内閣の発足前に逮捕劇があれば、新政権が「再調査しない」と突っぱねることが困難になっていたかもしれません。
8月28日 安倍前総理が退陣表明
手続を省略して自民党総裁選挙、首班指名
9月16日 菅新内閣が発足
9月18日 ジャパンライフ元会長らの逮捕
綱渡りのようなタイミングです。
逮捕が近いことは知っていたはず
今回の逮捕は警視庁ですから、ジャパンライフ元会長らの逮捕が迫っていることは、警察庁は知っていたのではないでしょうか?
だとすると、国家公安委員長、法務大臣も知っていた・・・?
彼らが知っていれば、こんな政治案件を総理大臣に伝えないとは考えられません。
警視庁の逮捕の期日をにらんで辞任表明、党員投票省略での総裁指名、新内閣の発足のスケジュールを組んだか、政治的な騒ぎになることを嫌った警視庁がスケジュールを配慮したか、いずれにしても偶然にしてはできすぎています。
安倍元総理の持病悪化は事実でしょうが、それにしては辞任表明後も連日のように会食に励んでいることを訝る声もあるようです。
ここは、野党、ジャーナリズムに頑張っていただき、再調査、疑惑の真相解明をお願いしたいところです。
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