日曜日の朝の民放の報道番組を見ている中で、このごろ繰り返されているCMに疑問を感じています。
「仕事の見える化」まではいいのですが、「すべてのパソコンの稼働状況が一覧できる」とか「社員の労働状況を見守る」などと言われると、嫌な気持ちになります。
経営者や管理職にとってはいいのかもしれませんが、一般職員としては、そこまで監視されていると息が詰まりそうです。私なら、そんなシステムで社員を管理している会社に就職したくありません。
マネジメントの王道から外れている?
業務の進捗状況が知りたければ、社員を呼んで説明を求めるべきです。社員のパソコンを盗み見して把握すれば、貴重なコミュニケーションの機会が失われてしまいます。
私自身、仕事が楽しく、成果もあげられたのは、上司がすっかり任せてくれ、自分の裁量で仕事を進められたときでした。だから、自分が部下を持ったときも、なるべくそのように努めました。
見張られている、疑われていると感じては、楽しく仕事などできない気がします。あのようなシステムは、社員にプレッシャーをかけることを狙っているのでしょうか?
CMの意図に疑問
あのようなシステム、CMに嫌悪感を持つ人は少なくないと思います。あれを提供している会社、CM制作会社も、それに気づかないはずはないと思います。
それでもあのCMを流しているのは、あのような形で社員の動きを監視することに魅力を感じる経営者が多いのかもしれません。私の感覚が、古いのでしょうか?
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