2021年の様々な計画(自治体主催のイベント、お祭りなど)を立てる上で、新型コロナのワクチンの接種がいつ頃になるかが大問題です。

 おおかたの観測では、医療関係者などの接種が2月中に始まり3月には高齢者などへの接種が始まり7月までには全国民への接種(1回目)を終えてオリンピック(723日開幕)に間に合わせるという皮算用のようです。順調にいけば不可能ではないと思いますが、綱渡りのようです。

 

市町村への指示は

 年末、1225日付けで厚労省健康局健康課長から都道府県などの衛生主管部長あてに文書が出されました。市町村等に接種券の印刷などの準備を指示する内容です。この文書は、厚労省のホームページにも掲載されています。

 市町村等は予期していたでしょうが、大至急の作業になりそうです。

 202111日を基準日としてデータを抽出し、65歳以上、75歳以上(いずれも令和3年度中にその年齢に達する者)の対象者の接種券は3月5日までに印刷を済ませ、3月1日から3月12日までを発送期間と想定しています。

 それ以外の人の分も年齢区分ごとに4月23日までに印刷を済ませ、4月中には発送できるようにせよとの指示です。年齢区分ごとの抽出から医療従事者等の優先接種対象者を除外する必要はないようです。それをやろうとすれば、大変な作業だったでしょう。

 1月7日までに印刷業者に対応の可否を照会し、対応可能な事業者が見つからない場合は1月8日までに厚労省にSOSを出せとの指示まであります。

 

 ここまで詳細に指示しているということは、ワクチンの許可手続、購入・引き渡しの見込みなど、かなりの成算があるのでしょう。

 厚労省、都道府県、市町村等の担当者の皆さまは、新型コロナが発生してから激務が続いていることと思います。東京都のコロナ対応部局で大量の退職者が出ているという報道もありましたが、頑張っていただきたいと思います。応援しています。

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