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 難しい問題を考えるとき、ふと思いついたことをまとまった考えに整理するときなどの方法、心得が紹介されています。私も、早速いくつかやってみようと思います。

 ここで紹介されている方法のいくつかは、私も実践しています。難しい課題に対する対応策を探すとき、しっかり検討してから一度「寝させる」ことです。「寝させる」には、二つの意味があるようです。文字通り睡眠中の脳の働きに期待することが一つ、二つ目は、一旦放置して頭の中で発酵させ、熟成させることです。なかなか効果があるように感じています。

 しかし、「寝かせている」考え、思い付きのリストを作っていないので、寝かせたまま忘れ去ったアイディアもきっとあるでしょう。リストを作ってみようと思います。

 

 冒頭に、グライダー飛行機という比喩で、自分で考えようとしないグライダー人間が増えていることについて、様々な例で説明されています。これは、思考の技術以前の問題ですが、私も長年県職員をやってきて、それを感じていました。

 若手職員だけでなく、かなりの年配の職員でも、自分で法令を解釈しようとせずに「地方財務実務提要」などに書かれていることを鵜呑みにする職員自分で課題を見つけようとせず、具体的に指示されないとルーティンの仕事しかできない職員が増えている気がします。

 残り少ない公務員生活で、飛行機型の公務員を少しでも増やす努力を続けたいと思います。
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