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 「Me Too」という言葉が、脚光を浴びています。過去に性的被害、セクハラを受けたけれども沈黙していた女性たちが、次々に告発の声を上げ始めたことを象徴する言葉のようです。

 

 「Me Too」という言葉を聞くと、思い出すことがあります。

 一つは、岩崎宏美さんのアルバムにそんなタイトルのがあったなということ。もう一つが、失言が多かった森喜朗元首相に関するギャグです。いまだに時々オリンピック関係のニュースで登場するあの方です。

 

 クリントン大統領が九州・沖縄サミットに出席するために沖縄に来られる際、英語がチンプンカンプンの森総理のため、秘書官が事前に応対についてレクチャーした。 

秘書官「クリントン大統領が表れたら出迎えて、How are you?といって握手をしてください。きっとクリントン大統領はFine! Thank you,and you ?と答えると思います。そしたらMe too!と答えて下さい。後は黙ってニコニコしていてくだされば、我々がサポートします。」

ところが、実際にクリントン大統領がタラップを降りてきたとき、森総理は握手をしながら、うっかりWho are you? と言ってしまった。

クリントン大統領は、驚いたが、何かのジョークだと解釈し、それならジョークで返そうとして、Oh, I'm Hillary's husband.(私はヒラリーの夫です。)」と答えた。総理がすかさずMe too!と答えたところ、大統領の顔色が変わった。

その後の日米交渉は、日本にとって非常に厳しい内容になったとのこと。 今では、韓国の同じようなギャグを元ネタにしたマスコミ関係者の創作であったことが明らかになっているそうですが、当時は、「あの森総理ならさもありなん。」と、こんな馬鹿馬鹿しい話を真に受ける人が多かったようです。

 久しぶりに、昔のこんな話を思い出しました。

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