ネットニュースによると、新潟市の名所として知られている国の重要文化財・萬代橋に落書きした男2人に対し、新潟国道事務所が落書きを消す作業に要した費用400万円全額を損害賠償請求することにしたとのことです。こういうアホな迷惑行為に対して、厳しい対処は大賛成です。アホの後始末を税金でするわけにはいきません。
彼らが請求されるのは、この400万円だけではありません。この二人(神奈川県相模原市の無職の男(19)とその知人の専門学校生の男(19))は、そもそも3月23日深夜、新潟市の繁華街にある民間ビルの1階の外壁と窓に赤色と黄色の塗料で落書きをした疑いで逮捕されています。萬代橋への落書きは、その余罪として発覚したものです。
今回新潟国道事務所が請求することを決めた400万円は、この2人がやったと特定できた2箇所分とのことです。萬代橋にももう2箇所ほど落書きが見つかっており、さらに同じ時期に新潟市内の別の場所(別の橋など)でも同じ特色の落書きが見つかっています。こいつらがやったと特定できれば、請求額がもっと増えることになります。
民間ビルの被害も、当然請求されるでしょう。
ネットを探してみましたが、逮捕された刑事事件の続報は見つかりません。一人は容疑を認めているということであり、執行猶予が付くかもしれませんが、有罪は免れないでしょう。社会に出るか出ないかのうちに、早々と前科が付いてしまいます。
神奈川県の若者が、なぜわざわざ遠い新潟まで行き、バカをやって人生のスタートで転ばなければいけないのか・・・。挽回不可能とはいいませんが、このマイナスをリカバリーするのは、至難の業だと思います。ただ、もし彼らが知的障害、境界知能であるとすれば、気の毒な話ですが・・・。
「寿司店での愚行動画、笑って非難するだけでいいのか」 参照願います。
こういうニュースはもっと大きく報道されれば、同じような過ちをする若者が減るかもしれません。
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