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芸能ネタにはあまり興味がないのですが、この騒動には、危機管理の観点から関心を持ちました。
昨今、事態を収束させようとして、その対応を誤り、かえって火に油を注いでしまったという事例をしばしば目にします。
各地のいじめなどの問題で、学校や教育委員会が、むりやりいじめがなかったという結論を出して幕引きを図り、被害者側の反発を招き、結論がひっくり返されたりもしています。事件を矮小化して終わらせ、一件落着させるという手法が通用しないことは、もはや危機管理の常識と言ってもいいと思うのですが、いまだにそれをしようとする組織が後を絶ちません。
見通しの甘さ
今回、運営会社のAKSが、なぜ被害者である山口さんの納得も得られないような内容を発表して幕引きができると考えたのでしょうか?あの発表の内容では、山口さんが納得しないことを予想できなかったはずはありません。実際、第三者委員会の報告書の内容そのものにさえ、山口さんや他の一部のメンバーが不満を抱いていたことをAKSも会見の中で認めざるを得ない状態でした。
常識的に考えれば、そのような状態で会見を開き、幕引きができるはずがありません。
私の想像ですが、あの会見に山口さんが納得しないことはAKSも承知していたけれども、一応一区切りつけた形だけ整えようとした。その後、山口さんらが不満を述べようとも、黙殺して、沈静化するのを待つつもりだった・・・。
そんなところだろうと思います。山口さんが、会見の途中にツイッターで乱入してくることは想定していなかったのでしょう。要は、考えが甘かったわけです。誰か、山口さんに入れ知恵した人がいたのかもしれません。
AKSもマスコミに対する自分たちの影響力を過信していたのかもしれません。
危機管理の鉄則
今回、AKSは、加害者側に加担していた一部メンバーを守り、そのことによって自分たちの利益をも守ろうとしたのでしょう。
不祥事が起きたとき、中途半端に何かを守ろうとすることは墓穴を掘ります。一切を明らかにすることが、最善の方策のようです。
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