ある財団法人が総務省の協力を得て実施している「地方公務員健康状況等の現況に関する調査」の平成29年度分の結果が公表されています。その中から、私が興味を持った数値だけ紹介したいと思います。

 この調査の対象は、次の5つの区分の342団体です。警察職員、消防職員及び教員は対象外で、それらを除く一般職員の約6割が対象になっています。全数調査ではありませんが、傾向はつかめると思います。

〇 都道府県(47)+指定都市(20)=67(全団体)

〇 特別区=23(全団体)

〇 市(A):県庁所在市(31)+人口30万人以上の市(33)=64(全団体)

〇 市(B):人口510万人の市=94団体

〇 町村:人口12万人の町村=94団体

市(B)及び町村については、毎年任意に都道府県ごとに2団体抽出

 

死亡率の推移

 平成29年度の10万人当たりの死亡率は、77.1でした。

 10年前の平成19年度は119.8人、5年前の平成24年度は95.5人だったので、かなり少なくなってきています。喜ぶべきことでしょう。

 

死因別の割合

 死因別の割合では、病死が76.7%、災害死が23.3です。

 病死の内訳では、悪性新生物43.4、心疾患13.3%、脳血管疾患7.0%、その他13.0%です。

 災害死の内訳では、自殺が17.9%と大半を占めています。

 厚生労働省の日本の全人口を対象とした人口動態統計では、悪性新生物(27.8%)、心疾患(15.2%)、脳血管疾患(8.2%)、老衰(7.6%)、肺炎・誤嚥性肺炎(9.9%)、不慮の事故(自殺を含む。4.5%)、その他(26.8%)です。

 地方公務員の方は現役世代だけが対象であるため、悪性新生物と自殺の多さが目につきます。

 

死因別の推移(10万人当たり)

 悪性新生物が、平成19年度が56.0、平成24年度が39.7、平成29年度が33.5人と、年々減少を続けています。

 心疾患、脳血管疾患、自殺なども、年度により増えることもありますが、減少傾向にあり、死亡率の低下に貢献しています。

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