「地方公務員健康状況等の現況に関する調査」の平成29年度分の結果が公表されている中から、一般定期健康診断の結果、「所見なし」又は「異常なし」と判定された以外の者の割合(有所見率)を見てみました。
調査の対象者、区分等は、前稿「地方公務員の健康状況(平成29年度)1 死亡率、死因」と同じなので、そちらを参照願います。
総合的な有所見率
一般定期健康診断の法定検査項目のいずれかに所見(正常範囲からの逸脱)があった人の割合は、平成19年度は68.2%、平成24年度は72.3%、平成29年度は75.7%でした。年々増加しています。
団体区分別にみると、市(A)が78.7%とやや高く、町村が72.8%とやや低いほか、都道府県・指定都市、特別区、市(B)は74%から75%台です。
検査項目別の有所見率
検査項目別の数値は、なぜか全体では公表されておらず、団体区分別の数値しか公表されていません。
最も有所見率が高いのは、血中脂質で、最高が都道府県・指定都市の43.93%から最低は町村の40.28%まで、いずれも40%台です。
次に高いのが肝機能です。特別区が15.40%と目立って低いほか、他は市(A)24.65%、市(B)24.64%、都道府県・指定都市24.61%、町村23.95%と横一線です。
次に高いのは血糖です。最高が特別区の25.79%、最低は町村の17.14です。あとは都道府県・指定都市22.44%、市(B)21.31%、市(A)20.52%の順です。
次いで、血圧、心電図、血圧などで、有所見率が高くなっています。
血糖と血中脂質で、いずれも町村の有所見率が低いのは、農山村地域で農業などを兼業している職員が多い(農作業をし、野菜をたくさん食べる。)ことが影響していそうな気がします。
肝機能は、特別区の職員には酒飲みが少ないのでしょうか?
私自身もずっと有所見です。こんな数値を眺めながら、原因の推測、憶測を楽しませていただきました。
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