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漫画版が超ベストセラーを長く続けている本ですが、漫画ではなく、小説版で読んでみました。漫画版ではなくても、元々、児童文学者が子供向けに書いたものですから、読みやすく、簡単に読めます。
大人も興味深く読めますが、中学生くらいの子供を持っておられる方は、読んでみられれば、子供に読ませたくなるだろうと思います。
ただし、要領よく生きるための本ではなく、恥ずかしくない生き方を勧める内容です。
天動説と地動説
人間、特に子供は、自分を中心に世の中を見ています。それが、成長し、勉強するにつれて、世の中は自分を中心に回っているわけではないことが分かってきます。そのことを天動説と地動説になぞらえて伝えています。
この部分は、大人なら自明のことなのですが、子供のころに読めば考え方に影響したかもしれません。
過ちを犯したとき
主人公は、正義感の強い少年ですが、あるとき、上級生に殴られる恐怖に負けて少々卑怯なことをしてしまい、それを激しく後悔します。何日もの苦悶の後、叔父さんのアドバイスで勇気を出してリカバリーを果たします。この辺りは、感情移入してしまい、読んでいて息苦しくなりました。
人間は弱く、また、間違いも犯します。それにまともに向き合う勇気を出すことができるか、その人の真価が現われます。
悪いことが明らかになっても、さらに平気で嘘を重ねている政治家の皆さんには、ぜひ御一読をお勧めします。私も、子供たちに恥ずかしくない振る舞いを心がけたいと思います。