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私は、慰安婦問題について、朝日新聞も騙されていたものであり、他にも騙されて報道していた新聞もあることから、朝日新聞に対しては比較的同情的でした。しかし、今度発覚した姑息な工作は、弁解の余地がありません。
英文の訂正記事に検索回避の工作
朝日新聞は、今も英文記事で、慰安婦について「forced to provide sex」と日本軍が強制したかのような表現を使用し続けているとのことです。そこで、ケント・ギルバート氏と、オーストラリア・ジャパン・コミュニティ・ネットワーク代表の山岡鉄秀氏は、以前から朝日新聞に対し、このようなミスリードを発生させる表現を今後使用しないこと、および、いわゆる吉田証言は虚偽であり、記事を撤回した事実を英文で再度告知することなどを求めていました。
しかし、朝日新聞は、吉田証言が虚偽であることを認めた2014年8月5日付け記事の英訳版は『朝日新聞デジタル』に掲載していて現在も全文閲覧できることを7理由として、これを拒否していました。
しかし、その英訳記事は、朝日新聞が提示したURLを直接入力すると画面が表示されますが、グーグル、ヤフーなどのサーチエンジンで検索しても出てこないので、ケントさんなどは不思議に思っていたそうです。そのことをテレビで話したところ、ネット民が朝日新聞の姑息な工作を発見しました。
誤報を伝える英訳記事には、検索を回避させる『noindex』『nofollow』などのコマンドが埋め込まれていたそうです。さらに、英文記事であるにもかかわらず、日本語サイト内に作成されており、『日本語の記事』と定義するタグも埋め込まれ、外国のユーザーが英語で検索しても拾われないようになっていました。これでは、誰も閲覧することができなかったわけです。
この検索回避工作は、朝日新聞が慰安婦と女子挺身隊を混同していたことを認めた記事にも施されていました。朝日新聞は、自分に都合の悪い訂正記事などは検索エンジンにかからないようにしていたわけです。
あらためて英文で虚偽だったことを告知せよ
いささか時機を失した感はありますが、朝日新聞は、今からでも、日本軍による強制連行などは虚報だったことをあらためて全世界に周知する義務があります。「慰安婦問題の本質は変わらない」などと馬鹿げた言い訳をする前に、まずは事実を世界に周知することが朝日新聞の義務でしょう。
昔、朝日新聞は、格調の高い権威ある新聞でした。私も就活の学生のころ購読していた時期があります。
真摯な反省の下、立ち直ってほしいものだと思いますが・・・。