地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

2020年02月

 「ANAインターコンチネンタル東京」が、毅然として一流ホテルのプライドを示したようです。既にほとんどの国民は「首相は嘘をついている」と思っていましたが、やはり嘘だったことが証明されてしまった形です。

 

ANAホテルは、同ホテルでのパーティーや宴席について「領収書を宛名を空欄のまま発行することはない。」などと野党側に回答し、野党側は総理のこれまでの答弁との矛盾を17日の国会審議で追及しました。それに対し、総理は、総理側からホテルに問い合わせ、ホテル側から同日昼に「個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答に含まれていない。」と説明されたと主張しました。

しかし、ホテルの広報担当者は、同日夜、朝日新聞の取材に対し、「『個別の案件については営業の秘密にかかわるため、回答に含まれていない。』と申し上げた事実はない。」と返答したとの報道です。

 

驚くような対応だ!

 政界で大騒ぎしている「桜を見る会」のことですから、ホテルの一担当者がついうっかり本当のことを答えてしまったなどとは考えられません。ホテルとして熟慮し、腹をくくったうえでの回答なのでしょう。

 普通に考えると、ホテル側に問い合わせた総理側の人物は、ホテル側に口裏合わせを依頼するでしょう。その時点でホテル側に明確に拒絶されれば、総理もあんな答弁はしなかったはずです。

 総理側の人物も、後ろめたい気持ちから、「察してくれ!」という気持ちをにじませながら曖昧な確認にとどめ、ホテルが言ってもいないことを作文してしまったのかなと想像しています。

 ホテルが忖度してくれなかったことに首相サイド、与党は驚いているようですが、私もびっくりです。

 

 ホテルとしては、首相から、あて先を未記入の領収書を何枚も発行したかのように言われ、「うちは、そんないい加減な処理をする三流ホテルじゃない!」と頭に来ていたのではないかと思います。

 自民党サイドでは「もうANAホテルは使わない」などとぼやいているようですが、逆恨みというものです。このホテルに対する一般の評価は高まったでしょう。

 次にプライドを見せてくれるのは、どの組織でしょうか?内閣府?

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 214日ころから感染経路が不明の感染者が急増しています。マスコミも言っているように、新たな段階に入ったということなのでしょう。これまでは中国から来た人などだけを警戒していればおおむね大丈夫だと思っていたところ、毎日顔を合わせている職場の仲間や家族が、もしかしたら感染しているかもしれない、自分も感染しているかもしれないと考えて行動しなければならないようです。

 2月16日時点では、まだ私の住む県では感染者が判明していません。しかし、東京で渡航歴のない人にも感染が広がっている以上、我が県に来るのも時間の問題だと思います。2009年に大流行した新型インフルエンザ(当初は豚インフルエンザと呼ばれた)の時も、日本に上陸したと思ったらあっという間に全国に広がりましたから・・・。

 

医療者が疲弊しない対策を!

 国や都道府県は、感染拡大をできる限り防ぐ努力を今まで通り続けていただかなければならないことは当然です。それに加えて、大量の感染者が出ることを想定し、医療者が疲弊したり医療機関が戦場のようになったりしない対策をぜひ講じていただきたいと思います。

 武漢では多くの医療者が犠牲になっているようです。日本ではあのようなことが起こってほしくありません。

 

一縷の望み

 他国と異なり、この時期、日本ではもともとインフルエンザを警戒してマスクをするなどの予防策を講じている人が多いことに、私は一縷の望みを持っています。

 アメリカでは、今シーズン、インフルエンザで中国の新型肺炎の10倍もの死者が出ているようです。

日本人の自衛策や清潔好きな国民性が功を奏してくれれば、中国やアメリカほどには蔓延しないでしょう。

 

 私自身も、マスク、手洗いはもちろんですが、人混みは避けるなどの自衛策に努めようと思います。といいながら、明日の晩は50人ほどが参加する懇親会に参加しなければならないのですが・・・。もうしばらくすると、このような会合も自粛ムードが広がりそうです。

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 2年ほど前に大ベストセラーになった同じ著者の「医者が教える食事術 最強の教科書」の続編です。前書も私の食生活におおいに参考にしていますが、本書も大いに参考になりそうです。

 「医者が教える食事術 最強の教科書」(牧田善二)を読んで

 

 肥満大国のアメリカでも、脂質の摂取が多いわけではなく、コーラやフライドポテトなどの糖類(炭水化物)を大量に摂取していることが紹介され、炭水化物の摂りすぎが、肥満を招き、様々な病気の要因とされています。この点は前書と同じ趣旨ですが、最新の研究成果なども加え、反論を許さないまでに説得力を増しています。

 

本書の構成

 序章 偽エビデンスに騙されない!「食の正しさ」の正体

1章 都市伝説を正しく見抜く!食の嘘16

2章 人体の仕組みが教える「三大栄養素」の上手な摂り方

3章 人間のDNAにそった食材別の食べ方「実践編」

4章 肥満・老化・病気にならない究極の体の整え方

5章 最新医療と上手に付き合い100歳まで生きる方法

 

本書を読んで、安心したことが3つあります。

1は、数か月前に読んで実践を始めた次の本と内容的に一致していたことです。本書でも、コーヒー、ナッツ、ビタミンDが推奨されています。

「ハーバード医学教授が教える健康の正解」(サンジブ・チョプラほか)を読んで

 

 第2は、週に1本のワイン(アルコール量で100グラムほど)程度のアルコールは、まったく問題がなく、むしろ健康にいいかもしれないとされていることです。ビール、日本酒などの炭水化物の多いお酒は避けた方がいいようで、私は日本酒も好きなので少し困りますが、日本酒を飲んだときはご飯を減らせばいいでしょう。

 第3は、バター、豚肉の脂身なども含め、動物性の脂肪も健康に害はないらしいことです。少なくとも、炭水化物を摂りすぎるよりいいようです。

 

 本書は、何をどう食べるべきかの実践的な助言がたくさんされています。私のような定年後で老年期にさしかかっている人だけでなく、現役世代の人にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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 平成29年に民法(債権関係部分)の大改正があったことは承知していましたが、日々の仕事や生活に追われ、内容を詳しく確認することを怠けていました。それが、いよいよ20204月に施行になるので、仕事の関係で検討すべきことも生じ、これから急いでインプットと準備をしなければなりません。

 民法が明治29年(1896年)に制定されて以来、初めての大きな改正ということです。考えてみれば、大学で40年以上前に学んだ内容を大したアップデートもせずに使えていたというのは、ラッキーだったのかもしれません。

 

主な改正内容

 改正内容は、これまで判例でおおむね確立していた内容を明文化したものなども多いようですが、実質的な対応を要するものもたくさんあります。

 保証に関すること(保証人の保護等)約款(提携約款)を用いた契約に関すること法定利率に関すること(5%3%)消滅時効に関することなどが、主な改正内容です。

 

根保証の改正への対応

 極度額の定めのない個人の根保証契約が禁止され、これに反した契約は無効になります。

 例えば、賃貸住宅に入居する際の保証人などは、従来は保証の限度が定められず、保証人は青天井の保証を求められました。

 病院に入院する際や老人施設に入所する際に求められる保証人も同様です。

 20204月以降は、このような保証は無効になるので、極度額(限度額)を定めなければなりません。保証人に署名してもらう様式も改正が必要です。

 公営住宅を持っている自治体、公立病院や入所施設を持っている自治体、民間病院の管理者などは、極度額をいくらに設定するか、検討されていることでしょう。50万円から100万円といったところが相場でしょうか?未収金が発生した場合に回収できないケースが多いような少額では困るでしょうし、あまり高額に設定すると保証人になってくれる人が少なくなってしまうでしょう。

 

 他にも、消滅時効の改正などで準備をされている自治体もあると思います。

 私も急いで勉強しなければなりません。まずは、法務省のホームページにある改正概要や新旧対照表を熟読するところから始めようと思います。

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 最近のニュースを見ていると、信じられないような無責任な話、馬鹿げた話がしばしばあって、日本の政治、行政の劣化、日本人の劣化が進行しているのではないかと、不安な気持ちになります。

 

政治の劣化

 先日、安倍総理が質疑の中で野党議員に対して「うそつき」呼ばわりをしたという報道があり、失笑しました。何の証拠資料も示さずに誰が考えても嘘だと分かるようなことを繰り返し述べ、国会パブリックビューイングで笑われている総理が、人のことを「うそつき」呼ばわりするとは・・・。

 「安倍政権は国益を損ねている!」 参照

 

 「真摯に対応」「丁寧に説明」「任命責任を痛感」を繰り返しながら、何の証拠書類も出そうとせず、責任を取ろうとしない人こそ「うそつき」の名にふさわしいでしょう。

 

行政の劣化

 愛知県の福祉相談センターの職員が、一旦保護した老人の預け先に困り、管轄外の名古屋市の公園に置き去りにしたニュースには驚きました。こんなコントのようなことが現実にあるのかという感じです。

 今回は警察が介在していたので明るみに出ましたが、警察が関与していないケースでこんな無責任なことが繰り返されていたのかもしれません。

 茨城県筑西市のふるさと納税の返礼品のおせちが配達されなかった事件も、無責任な話でした。

 「ふるさと納税返礼品のおせちが届かず!」 参照

 

 中央省庁も、公文書をきちんと管理せず、国会で国民にうそをつく事例が頻発しています。

 

 わずかの間に、日本の社会が急速に劣化しているようで、やはりトップが悪い手本を示していることが原因でしょうか?かつて「美しい国」であった日本がどんどん醜く変わってしまったのは、間違いなくあの人のせいでしょう。

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