森友学園への国有地売却に関する財務省の公文書改ざん事件に関連し、自殺された近畿財務局の職員の妻が、3月18日、国と佐川元国税庁長官を提訴しました。
この件については、公文書偽造や背任について、検察庁が財務省関係者10人を不起訴処分としています。真相を明らかにするためには、遺族としては民事事件として提訴せざるを得ない状況でした。
民事訴訟なので、裁判手続きが長期にわたり、決着がつく頃には安倍政権は退陣していると思いますが、それでもなるべく早く真相が明らかになることを多くの国民が望んでいるでしょう。
あわせて、自殺された職員が残したメモが公表され、文書改ざんについては「すべて佐川氏の指示だった」ことが記載されているようです。
指示か忖度か?
このメモの公表前から、国有地売却の大幅値引きにしろ、公文書の改ざんにしろ、佐川元局長が指示したことは間違いないと、私を含め、多くの人が考えていたでしょう。問題は、佐川氏が安倍総理等の意向を忖度して行ったのか、官邸から指示があったのかだと思います。
ここに至れば、法廷で洗いざらい話すことが、佐川氏のせめてもの償いです。そうでなければ、メモを残して自殺された職員もご遺族も無念でしょう。
自業自得とはいえ・・・
佐川氏も気の毒な気もします。僭越ながら我が身に置き換えれば、私なら忖度で文書改ざんを指示したりしなかったと思いますが、官邸の誰かから指示があれば、抗しきれなかったかもしれません。
彼は、上昇志向の強い人だったようです。強すぎた上昇志向のため、やってはならないことに手を染め、部下を死に追いやりました。自身も、金銭的に困窮することはないでしょうが、世間から白い目で見られ、人目を避け続ける老後を送ることになってしまいました。
現役の官僚、公務員の皆さんも、彼の姿を心に刻み、国民のため、正しく身を処していただきたいと思います。
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