地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

2020年06月

 新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの医療機関の経営が危機に陥っています。その理由としては、感染拡大に備えてベッドを確保しておくために緊急以外の手術を控えていること、患者側が感染を恐れて外来受診を控えていることなどが挙げられています。しかし、医師の中には、国民の医療離れを心配する声も聞こえます。

 

受診を控えても大丈夫だった?

 感染を恐れて控えるような受診は、そもそも不要不急のものも多かったかもしれません。例えば、整形外科にたむろしている高齢者の多くは、受診回数を半分にしても問題はなかったのでしょう。

 また、従来は少し熱が出ただけで受診していたのが、今はまずは自宅で様子を見るようになりました。大抵は、それで治ってしまい、受診しなくてもよかったことに気づきます。

 

病気にならなくなった

 高齢者施設でも、具合が悪くなる入所者が大幅に減っているようです。外部者の面会を制限し、手洗い等を徹底している結果でしょう。

 一般の人も、日ごろから他人と接触する時はマスクをし、手洗い、うがいを徹底しているので、インフルエンザ、普通の風邪、食あたりにも滅多にかかりません。

 いま、病気になる日本人が大幅に減っているようです。

 

元に戻るか?

 我々が行っている新たな生活様式について、今回のコロナが収束すれば一部は元に戻るでしょうが、もう戻らないものもあるでしょう。

 すぐに医師を受診しようとする行動様式も、完全には戻らないでしょう。今回のコロナ騒ぎによる学習効果です。

 接客の際はマスクをしないのがマナーだなどと主張し、従業員にマスク着用を禁止していたアホな経営者も淘汰されたはずです。在宅ワーク、テレビ会議もかなり定着し、通勤の混雑は緩和されるでしょう。

 今後も、従来ほど、風邪を引いたり食中毒を起こしたりする人は出ないと思います。医療需要が大きく変化するのではないでしょうか。

 

やはり医療再編は急がねば

 でも、救急、周産期、がん、脳血管障害、心臓病など、急性期の医療体制は最低限は確保しなければなりません。また、増える高齢者の死に場所も必要です。一人暮らしの高齢者が多くなれば、在宅見取りのコストは膨大です。

 今、医療再編の議論は休止状態のような感じですが、あまりのんびりしてもいられないと思います。

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 これまで私は、韓国は一応は自由主義国家だと思っていました。しかし、このところ、韓国には言論の自由などなく、中国や北朝鮮と同じような体制の国家であることを示す報道が相次ぎ、認識を改めたところです。国の内部、国民の意識がこんなお粗末な状態なら、アメリカなどより中国に親近感を感じるのは、理解できます。

 

親日発言の13歳少年を逮捕

 韓国では、2012年から放送通信審議委員会が親日や韓国を卑下する内容のブログなどを制裁することを決め、多くの「違反」に対して削除や接続遮断などの制裁をしていました。それが高じて、とうとうネットに「竹島は日本の領土」「韓国の経済発展は日本が支えた」などと書き込んだ13歳少年を逮捕したとの報道です。まさに北朝鮮と同じ社会です。

しかも、韓国では少年の逮捕は当然だとし、ネットの掲示板で「国家機構のために殴り殺せ」などという書き込みが相次いでいるとのこと。本当に馬鹿な恥ずかしい人たちです。

 

脱北者団体の活動を弾圧

 北朝鮮による人権侵害や核開発を非難し、金正恩の出自を暴露するなどの内容のビラを北朝鮮に飛ばす活動などをしている二つの脱北者団体に対し、韓国統一省611日に刑事告訴しました。

人権派弁護士として活動していたはずの文大統領のこの堕落ぶりに対し、国際人権団体のHRW(ヒューマン・ライツ・ウオッチ)は、「文大統領とその政権が、北朝鮮人の権利のために全く立ち上がろうとしないのは恥ずべきこと」等と批判しています。
 文政権が卑屈に北朝鮮に媚びへつらっているため、北朝鮮は図に乗って韓国に対する挑発の度を強めています。暴発する心配までしなければならない始末です。

 

 まさに韓国が、北朝鮮と一緒になって国を挙げてヒステリーを起こしているような状況のようです。韓国人の中にもまともな精神状態の人がおられることは承知していますが、こんな状況の中では多くは沈黙してしまうでしょう。

 日本としては、隣国がまともな国になるまで、なるべく関わらないようにしているのが賢明でしょう。韓国も、日本にはなるべく関わらずにいてほしいものですが、また構ってもらいたくてちょっかい(WTO手続)を出してきたようです。断交できれば最善なのでしょうが、厄介な隣人です。

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 山口県田布施町で、課税ミスを内部告発した40代の職員を、役場庁舎とは別棟の1人だけの部署に異動させ、隔離したパワハラが問題となっています。その問題が報じられ、町当局に非難の声が殺到した結果、町ではその職員を再度異動させて収拾を図る構えを見せているようです。

普通の部署への異動は当然ですが、それで幕引きさせてはいけません。様々な問題点の真相、原因を明らかにし、再発を防ぐ仕組を作らなければなりません。
 「山口県田布施町の内部告発職員いじめ まだこんなことを・・・」

 

解明、責任追及すべき問題点

1 この職員は、課税ミスを上司の税務課長に報告したが、無視された。このような場合に、公益通報すべき窓口が用意され、職員に周知されていたか?(なぜ職員は、議員に通報しなければならなかったのか?)

2 税務課長は、課税ミスについて報告を受けながら、なぜ対応しなかったのか?課長の独断か、町長等へ報告した上での対応だったのか?

3 人事評価制度適切に運用されているか?面談をせずに評価をすることは、通常あり得ない。普通は、業務目標設定のための面談、中間・期末評価のための面談、評価結果をフィードバックするための面談など、複数回の面談が行われるはずである。他の職員に対しても、面談をせずに評価している事例があるのではないか?

4 人事評価は、通常、多くの評価項目の総合点であり、0点は考えられない。評価項目や評価方法がどうなっているのか?評価要領に従わずにアバウトに評価したのではないか?また、この職員以外に対しても、このようなやり方が横行しているのではないか?

5 人事評価結果を期末・勤勉手当や定期昇給に反映させる仕組はどうなっているか?仮に、0点の評価で不当な処遇(昇給なしなど)が行われていたら、さかのぼって是正する必要がある。

 

議会に期待

 町議会では、この問題について、特別委員会やさらに外部の弁護士等による第三者委員会を設置して調査することを検討しているようです。

 中規模以上の市では、あまりこのような問題は起こらないのですが、小さい町村では、首長や総務課長が好き勝手をやって、問題が発生することが時々あります。

 せっかく、体制に酷い問題があることが明らかになったのですから、これを好機として、正常化させていただきたいと思います。田布施町議会の皆さま、頑張ってください。期待しています。

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 歎異抄は、日本の宗教書では最も有名な書でしょう。宗教家以外でも多くの作家、哲学者、文化人が愛読書として名前を挙げ、高校の日本史の教科書にも名前は紹介されています。

 歎異抄は、浄土真宗の開祖である親鸞の没後、その弟子唯円が、親鸞の言葉等を書き残したものです。親鸞の没後、その弟子たちの間でも異端の説がはびこったのを嘆き、それを正すことを目的としたことが、書名の由来(異端を嘆く)です。

 全18段からなり、第1段から第10段の前半までは親鸞の言葉を収め、それ以降は、それをもとに唯円が異端を正す議論を展開しています。

 

 本書は、人を刺して刑務所に入り、出所後に世間から前科者として差別されながら暮らしている主人公が、刑務所時代に法話を聞いていた僧侶と再会し、阿弥陀如来への信仰について教わっていくストーリーです。

 最も有名な、「善人なおもて往生をとぐ、いはんや悪人をや。」という言葉も解説されています。「善人でさえ往生できるのだから、悪人はもちろん往生できる。」のは何故か?

ストーリーはわくわくするほど面白いわけではありませんが、苦労せずに歎異抄の概略を把握することができます。巻末には、おまけとして歎異抄の全文と現在語訳が載っています。30ページほどの短いもので、有名な歎異抄が、こんなに短いものだとは思いませんでした。

 

 歎異抄、親鸞の教えについては、五木寛之さんの「親鸞」梅原猛さんの著作を通じて、ある程度は知っていました。私は、神も仏も信じない無神論者ですが、親鸞の教え、思想が、深遠であることは理解できます。徹底して、我々普通の人間を擁護してくれているようです。

死後に極楽往生することばかりを願って、妻帯もせずに修行に明け暮れるなどという人間として不自然な暮らしをせず、人間らしく時に悪いことをしながら暮らしていても救われるという教えは、凡夫にとって救いです。

 親鸞の教えは、死後の往生を願うというより、現世で人間らしい生を全うすることを応援してくれている気がします。

 歎異抄も、「南無阿弥陀仏を唱えても心の底からの喜びなど湧いてこないのだが、こんな自分でも救われるか?」というような、普通の人が疑問に思い、不安になるようなことを、先回りして解決してくれているような内容です。

 

 私は、死後の世界などないと信じていますが、万一あった場合に地獄に落ちたくないという気持ちもあります。そんな人間にとって、親鸞の教えは、万一の場合の保険というか、安心材料です。

 『「DEATH 「死」とは何か」(シェリー・ケーガン)を読んで』 関連

 

 歎異抄について、さらに詳しく解釈している本も読んでみたくなりました。

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 山口県田布施町で、固定資産税の課税ミスを内部告発した40代の職員を、役場庁舎とは別棟の1人だけの部署に異動させたことが問題になっています。具体的な仕事の指示もほとんどないようです。古典的な「いじめ」です。

 

事件の概要

この職員は、税務課に勤務していた20185月、過去から固定資産税を過大に徴収していたことに気づき、当時の課長らに報告しましたが、調査されなかったため町議らに内部告発したとのことです。その結果、問題が明らかになり、199月には税務課長が減給の懲戒処分となり、町長も給与を減額しました。

 一方、お手柄の職員は、188月に別部署に異動となりましたが、18年度の人事評価は上司の面談もないまま「0点」だったと報じられています。さらに、194月に一部事務組合に派遣され、204月には約30年ぶりに設けられた「町史編纂室」という一人だけの職場に異動させられたというのが、事件の概要です。

職員は「パワハラで不当人事」と主張、町議会でも人事権の乱用という指摘が出たものの、町側は「問題はない」と主張しているようです。

 

昔はたまにあった

 私が県庁に採用された昭和の時代には、このような話は時々ありました。某町で、選挙で当選した町長が、相手陣営だと思われた役場の課長を廃棄物処理の作業員に異動させ、「適材適所だ」と議会で言い放った事件などです。

 もちろん、そんな話が通用するはずがなく、公平審査や裁判の末、首長側が恥をかく結果になることが多かったため、近年は地方自治体では露骨な話は絶えたと思っていました。公益通報者保護制度のある令和の時代に、こんなアホなことをする首長がいたとは・・・。

 

公平委員会に措置要求をすべき

 この種の話は、議会での追及と併せて、まずは公平委員会に措置要求を申し立てるべきだと思います。

 措置要求すべき内容は、他の職員から隔離された職場環境の是正通常の人事異動に戻すことなど、さらに、給与等の是正も必要かもしれません。18年度の人事評価が0点だったなら、その年度の期末・勤勉手当、191月の昇給に影響している疑いが濃厚です。19年度中の処遇は、町ではなく、一部事務組合で行われているはずなのでどうなっているか不明ですが、管理者がその町長で、事務局がその町役場にあるような組合なら、同じかもしれません。

 18年度の人事評価を今の時点で争うことは困難な面もあるかもしれませんが、現在の処遇に響いていることであり、私は可能だと思います。

 幸い、公平委員会は、田布施町には置いてなく、山口県市町総合事務組合という全県的な一部事務組合が担っているようです。公平に審査してくれると思います。

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