日本でも2年ほど前からSDGs(Sustainable
Development Goals 持続可能な開発目標)の名前をよく聞くようになり、企業や自治体などでの取組も進んできました。これは、2015年に国連で開かれたサミットで決められた、国際社会共通の17の目標(ゴール)です。17の目標の下に169のターゲット(具体的目標)も定められています。
目標は、貧困問題、不平等の問題、気候変動などの環境問題、ジェンダーの問題、平和の問題など幅広いものになっています。企業などの各組織は、すべての目標に取り組まなくてもよく、それぞれ取り組みやすいものから気軽に取り組めるのが特徴です。
ISOは重過ぎる
私の古巣の県庁は、ISO14000シリーズの認証を受けて取り組んでいました。あの取組は有意義なものだとは思いますが、非常に負担が重く、職員はかなり辟易していました。私は、認証の更新などのためにあれほどの負担、手間がかかるものが、本当に環境にいいのか疑問に思っていました。人の手間がかかる、活動を要するということは、エネルギーを消費するということですから・・・。
私の住む市にある某中小企業も、昨年までISO14000に取り組んでいましたが、負担に耐えかねて中止しました。
その点、SDGsは、今のところ認証制度などはなく、気軽に参加し、取り組むことができるようです。
私が現在在職している小さな組織でも、ISOは難しそうなので敬遠していたのですが、SDGsの取組を始めます。
取り組みやすいのが一番です。これなら、長く続けられそうです。
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