楽しみにしていた横浜市長選挙が期待どおりの結果に終わり、私の次の興味は、自民党の総裁選挙に移りました。
注目している点は2つです。
まず、石破氏は結局出馬するのかどうか?早いころは、「ここで政治空白を作って総裁選挙を行うことに国民がどう思うか?」など、出馬に否定的なニュアンスでしたが、8月29日ころの状況では出馬するかもしれない感じになっているようです。
石破氏が出馬しようと断念しようと総裁選は行われるのです。であれば出馬し、党員の選択肢を増やすのもありだと思います。彼にとっても本当に最後のチャンスでしょうから。
次は、党員票の出方です。その出方によっては、現在菅首相支持を表明している派閥の領袖なども、手の平を返すでしょう。もしかしたら、菅首相支持を表明しながら、手のひらを返して新しい総裁誕生のきっかけを作るチャンスを狙っているのかもしれません。菅首相では総選挙を戦えないことは承知しているでしょうから
石破氏を除く総裁選候補の出馬決意の弁を29日の報道で見ていて、菅首相よりはだいぶ良さそうだと感じています。多くの国民も私と同じ感想でしょう。加計学園との不透明な関係を指摘されていた元文科省は出馬断念という朗報も入りました。
これで結局菅首相の再選になったら、国民のがっかり感は半端ではないでしょう。
野党もヤキモキしているでしょう。菅首相の下での自民党との戦いなら、総選挙は楽勝というと言いすぎかもしれませんが、かなり有利な戦いになるのは間違いありません。でも、総裁が替わってしまうと、戦いの様相は一変します。
コロナ対応の失敗は安倍政権、菅政権の失敗だったのではなく、自民党政権の失敗だったことを国民に徹底的に印象付ける必要があります。でも忘れっぽい国民性だから・・・。
これからの1か月、なかなか楽しめそうです。
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