スーパーのレジに並び、硬貨を一枚ずつ数えながら支払っている高齢者を見たりすると、電子マネーが中心になっている中国や韓国に効率性で負けてしまったのも当然だと感じます。
また、仕事の中で、まだ印鑑が必要な業務が多い現状を見ても、同様です。
日本の社会は、スピード化した分野と旧態依然とした分野が混在していて、全体として効率化を果たせていない印象です。
遅い分野が足を引っ張る
2月10日ころ、我が勤務先にも協会けんぽから各人の医療費の一覧が届きました。また、我が家には、2月15日に市役所から2021年中の介護保険料の受領証が届きました。
所得税確定申告は2月16日から始まりますが、電子申告は1月4日から始まっています。確定申告の資料にすべき書類が2月10日ころになって届くのは、電子申告をする人にとっては遅すぎ、非常に迷惑な話です。遅くとも1月20日くらいまでには届けていただきたいものです。
私は、支払いはなるべくクレジットカードで行うようにしています。それは、財布の現金をあまり使いたくないからです。現金を使ってしまうと、またわざわざ銀行に行って、お金をおろさなければなりません。
でも、個人の開業医などは現金しか受け付けないところが多く、面倒を強いられています。迷惑な話です。
電子化、効率化への対応の遅れている一部の分野が、社会全体の効率化を妨げ、日本の生産性を低下させています。私も社会の足を引っ張らないよう、アップデートを心がけるつもりです。
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