福島原発の「処理水」の海洋放出について、国内外の批判が続いています。中国など、日ごろから理屈に合わないいちゃもんを付けてくる国からばかりなら気にもならないのですが、親日的な国や科学者等からの批判もあるようです。
自信があるなら反転攻勢を
日本政府は、福島の「処理水」が本当に安全だという自信があるのなら、あの処理水が他国の原発からの放流水よりクリーンだというデータ(トリチウム以外のデータもすべて)をもっと公表し、アピールすべきです。さらに、IAEAに各国の原発や再処理施設からの放流水の抜き打ち検査、結果の公表の権限を与えることを国際社会に提案してはいかがでしょうか?
それに反対する国があれば、その国の原発等から危険な物質が垂れ流されているのではないかという疑惑が生じ、逆に提案している日本の「処理水」の安全性をアピールできます。
国際規制のチャンス
今回の騒動のおかげで、各国の原発や再処理施設から、放射性物質を含む放流水が排出されていることが周知されました。各国の放出を個々に評価すれば環境への影響は無視できる程度かもしれませんが、それらの合計が何百年も続いた場合、大丈夫なのでしょうか?
私が特に心配なのは、トリチウムなどの半減期の短い放射性物質ではなく、炭素14などの半減期の長い物質です。それらの物質は、一度放出されれば、海の中に半永久的に蓄積され続けるのではないでしょうか?
今回の騒動、核廃水の国際的な規制の議論を始めるきっかけになることを期待しています。
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