ジャニーズ事務所の創業者、元社長による性加害問題、9月7日に事務所側が会見を開きましたが、まだまだ尾を引きそうです。私は芸能ネタにはあまり興味はないので、断片的にしか知りませんが、事務所名をそのまま存続させたことだけを見ても、十分に反省しているとは到底言えないと思います。変更せざるを得ない羽目に陥りそうな気がします。性加害が事実であることなど20年も前に最高裁で確定しており、それを事務所として正式に認めることなど当然で、「今さら!」という感じです。評価に値しません。
それ以上に看過してはいけないと考えるのは、テレビ局、新聞社、スポーツ紙などのマスコミ各社の対応です。
第三者機関で検証を
マスコミ各社は、一応、この問題をこれまでほとんど報じてこなかったことの反省を示しているようですが、それだけで済ませる気なのでしょうか?ここまで被害が長期化し、被害者が多くなり、救済が遅れ、国連まで登場するような騒ぎになったのは、マスコミ各社が沈黙していた責任が大きいと思います。ニューズ番組の中でアナウンサーが反省の弁を読み上げる程度の対応で、お茶を濁すつもりなのでしょうか?
元フォーリーブスの北公次氏が1988年に性被害を訴える告発本を出し、かなりの部数が売れていたこと、1999年に週刊文春がジャニー氏のタレントへの性加害について報じ、それが裁判になって2002年に東京地裁、2003年の東京高裁が性加害を事実と認定し、2004年に最高裁で確定していることなど、いずれもメディア各社が知らなかったはずはありません。
それをほとんど報じず、ジャニーズ事務所との取引を継続していたのは、マスコミ各社は、ジャニーズ事務所の隠ぺいに加担したといっていいでしょう。それが、誰のどういう判断に基づくものだったのか、各社ごとに明らかにし、公表していただきたいものです。
それをしないままでは、マスコミ各社はほとんど罰を受けずに逃げ切ることになり、とても十分に反省したとは言えないでしょう。また同じようなことを繰り返す可能性が大きいと思います。口を拭ったまま正義面をしていることは許されません。
日本社会で同じような事件を再発させないため、第三者機関によるマスコミ各社の検証が必要です。
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