元兵庫県議がSNSでの誹謗中傷が原因で自殺したと考えられる事件について、1月25日(土)、TBSが「報道特集」で検証番組を放送しました。
その中で、N国党の立花孝志氏が亡くなった元県議についてSNSで発信した内容について事実かどうかの検証が行われ、多くが事実でなかったことが明らかになっています。
元県議が亡くなった後ですら、元県議は警察の任意の事情聴取を受けていたとか明日逮捕される予定だったとかと全く根拠のないことを発信していました。
「兵庫県でまた痛ましい事件が・・・」 参照願います。
番組では立花氏にも取材しており、立花氏が元県議の発信を「でっち上げ」と非難したことを問いただすと、動画などで明確に証拠があるにもかかわらず、「僕はでっちあげなんて言っていませんよね。疑惑ですよね。」などと答えています。嘘を指摘されても平気で押し通そうとする鉄面皮ぶりです。
厄介者の権力
このブログでも、北海道の長谷川岳参議院議員の騒動や森友学園の事件の際などに再三取り上げている「厄介者の権力」という現象があります。人前で大人げなく怒鳴ったり大騒ぎしたりする厄介者が組織の中で権力を握ってしまうことです。周囲が、「こいつに関わると厄介だ」と考えておだて上げたり放置したりすると、いつの間にか権力を持ってしまいます。
「ここにも「厄介者の権力」 長谷川岳参議院議員」
「パワハラで有名な管理職を出世させてしまう組織」 参照願います。
報道特集でも最後に、立花氏にかかわると面倒くさいと思ってファクトチェックを怠って野放しにしたことの反省が述べられています。この番組にも、偏向報道等の批判があることは承知していますが、立花氏が出鱈目を発信し続けていたことは間違いなく事実です。
一個人、一政治家が、あんなのに絡まれるとメンタルを病んでしまうので、せめてマスメディアや警察(一連の立花氏の発信は明らかに犯罪です。)は、虚偽の拡散、誹謗中傷には毅然として対応していただきたいと思います。
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