地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

2025年11月

 今年1月に亡くなった竹内元兵庫県議に関する虚偽発言をしたとして名誉毀損容疑で逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首、立花容疑者が、一部容疑を認める方針に転じたことが報じられました。彼はこれまで、「情報源を含め、真実相当性(真実と信じるだけの十分な理由と根拠)がある。不起訴、あるいは無罪を確信している」と容疑を否認していました。それが、彼の弁護士が11月14日に明らかにしたところによると、「真実相当性は争わない」とする今後の弁護方針を容疑者本人も了承したとのことです。

裁判回避狙い?

 容疑者の弁護士らは、亡くなった被害者の遺族に示談を申し入れ、拒否されるも諦めていないようです。名誉毀損罪は親告罪(被害者が告訴をしない限り、検察官が公訴提起できないとされる罪です。示談が成立し、遺族側が告訴を取り下げれば、刑事裁判も行われないことになります。それを狙っているのでしょう。

 容疑者は、2023年3月に威力業務妨害、脅迫などの罪で有罪判決が確定し、4年の執行猶予中の身です。今度も有罪となれば、かなりの実刑になるという見方が有力です。

彼の影響力など残るの?

 示談交渉、裁判がどのような結果になったとしても、容疑者が、真実と信ずるべき十分な理由がないにもかかわらず虚偽の事柄を拡散したことは確定です。今後、よほど愚か者でない限り彼の言うことを真に受ける人はいないでしょう。
 社会に害悪をまき散らし続けた人物が、このまま表舞台から消えてくれることを願っています。
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 農林水産省の11月14日の発表によると、全国のスーパー約1000店で11月3~9日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格(税込み)が前週から81円値上がりし、4316円になったとのことです。2週連続の上昇で、過去最高値を更新してしまいました。

 このニュースがテレビで流された際、スーパーでの記者の取材に「コメは高くて買えないのでパンにする」と言っていた人がいました。そんな人が多いでしょう。

 この状況に、高市政権がどう対応しているのか、全く見えてきません。政府が市場に介入してコメの価格を下げることにJA全中が不快感を示しているためか、また、今後値下がりに転じる見込みであるためか、見守るだけのつもりなのでしょうか?

 しかし、ここで国民にコメ離れが進んでしまうと、取り戻すのは困難でしょう。今回、コメの小売価格が過去最高値になってしまったのは、政治の責任です。石破おろしの混乱と、それに続くここ1か月の新政権の無策・・・。

 一般家庭の家計は、確実に悪化しています。
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 高市氏が首相に指名されて間もなく1か月になりますが、生活者、庶民よりも財界、富裕層を重視する姿勢が鮮明になってきました。

 就任早々から「責任ある積極財政」と言っていました。「責任ある」などと言っても、今の財政状況で積極財政をやろうとすれば、国債、借金を増やすしかありません。案の定、プライマリーバランスの黒字化という前政権の目標を反故にしました。それらの姿勢から、株式は値上がりして富裕層は儲かっていますが、円安が続いて物価上昇に歯止めがかからず、庶民の生活はますます苦しくなっています。

 ワークライフバランスの理念を後退させ、産業界の意向に沿って労働時間規制を緩和する姿勢も見せています。コメ等食料品の価格を抑えようとする努力も見えません。

 11月14日の参院予算委員会で前政権が掲げた最低賃金を2020年代に全国平均1500円」という目標について質問され、「今、必ずいつまでにいくらということを申し上げるわけにはいかない」と明言を避けました。目標を聞かれているのに、目標を掲げることも嫌なようです。この政権、やることなすこと庶民を苦しめ、富裕層を優遇することばかりです。

 最低賃金のアップは、日本の産業の効率化に必須の課題であるだけでなく、少子化に歯止めをかけるためにも必須です。これに後ろ向きでは、日本に希望が持てません。

 アベノミクスによって円安が進み、日本はすっかり貧乏くさくなってしまいました。しかも、経済成長率や株価の上昇率も他の先進国の後塵を拝してきました。それを反省して見直すのではなく、同じようなことをやろうとすれば、日本の後退にますます拍車がかかってしまいます。
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 新潟県は11月11日、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に関して行った「県民意識調査」のうち、原発から30キロ圏内9市町村の人口比視点を追加した補足調査の結果を発表しました。この調査は、まず全県を対象に開始されましたが、途中で急に30キロ圏内9市町村のサンプル数を追加する補足調査が行われることになったものです。私は、この補足調査は、原発周辺地域の方が再稼働容認派が多いことから、急遽追加されたものと解釈しています。

 「原発再稼働で新潟県が不審な動き」 参照願います。

 まず当初から予定していた全県を対象とした調査の最終結果が6日に発表され、昨日(11日)、補足調査の結果が発表されました。

 全県調査の結果では、まず、「どのような対策を行ったとしても再稼働すべきでない」に対しては、「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせて47%、「どちらかといえばそうは思わない」と「そうは思わない」を合わせて51%と、拮抗しています。

 しかし、「再稼働の条件は現状で整っている」に対しては、「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせて37%、「どちらかといえばそうは思わない」と「そうは思わない」を合わせて60%と、否定的な見解が過半数です。

 補足調査を合わせた30キロ圏内の集計では、「どのような対策を行ったとしても再稼働すべきでない」に対しては、「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせて43%、「どちらかといえばそうは思わない」と「そうは思わない」を合わせて57%、「再稼働の条件は現状で整っている」に対しては、「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせて39%、「どちらかといえばそうは思わない」と「そうは思わない」を合わせて61%です。

 結局、県全体でも30キロ圏内に限っても、現状での再稼働については否定的な見解が過半数です。この調査は、知事が再稼働に同意するかどうか判断するに際して県民の意向を把握するために行った物であり、この結果を見れば、新潟県知事は常識的には再稼働容認の判断などできるはずがありません
 しかし、報道によれば、知事は県議会の議決等を受けて再稼働容認の結論を出すという観測が広がっています。新潟県知事自身は約束どおり知事選で信を問いたい考えのようですが、自民党等が反対し、県議会で決着を付けたがっているようです。知事が、県民との約束を守るのか、政府や自民党に屈してしまうのか、注目しています。
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 11月9日、参議院で自民党と統一会派を組んでいるNHKから国民を守る党の党首・立花孝志容疑者(58)が、兵庫県警に逮捕されました。「ようやく!」というのが正直な感想です。立花容疑者は兵庫県議だった竹内さんに対し、生前ばかりか死亡後も、街頭演説やネットなどで名誉を傷つけた容疑が持たれています。竹内さんは同県の斎藤元彦知事のパワハラ問題などを調査していた百条委員会で委員長を務めていましたが、激しい中傷を受けて県議を辞職され、その後うつ状態になり、今年1月に亡くなりました。

 容疑者が中傷を繰り返していたことは多くの映像も残っており、そこで述べていたことの多くが事実ではなかったことも容疑者本人が認めています。したがって、争点となるのは、中傷していた時点でそれが事実であると容疑者が信じるべき事情があったかどうかに絞られます。

 私は、自らの利益のために社会を騒がす行為(迷惑系ユーチューブなども含む。)に嫌悪感を持っています。まして民主主義を破壊するような行為をした人には、世間に戻ってきて欲しくないと思っています。統一会派を組んだ自民党は赤っ恥です。
 兵庫県警は自信があるようです。裁判、判決を楽しみにしています。それと同時に兵庫県警や検察に告発されている斎藤知事らの事案も、早く立件、裁判に進むことを期待しています。
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