主著者は、肝臓病などの研究、教育を長く続けておられるハーバード大学医学大学院教授、医師です。共著者は、著述業なので、かなり専門的な内容を含む本書を分かりやすくされているのでしょう。

 

本書の概要

 原題はThe Big Fiveです。健康を維持するために大きな効果が証明されている5つの事柄を紹介しています。その5つについて、多くの研究結果(手法等が科学的な評価に耐えるもの)を紹介しています。

 その5つとは、コーヒー、ビタミンD、運動、ナッツ、瞑想です。この5つは、それぞれにある特定の病気を予防するというにとどまらず、多くの病気の予防に効果があるとのことです。

例えば、コーヒーは、肝臓病、心臓発作、脳卒中、各種のがん、うつなどの精神疾患、認知機能障害から、虫歯にまで効果があります。

ビタミンDについては、「骨、筋肉、心臓細胞、脳細胞、脂肪細胞など、体内のほぼすべての組織と臓器は、ビタミンDがなければ最適に機能することができない。」にもかかわらず、不足している現代人が少なくないようです。

運動が健康に有効なのは、言うに及ばずでしょう。

 

「ほとんどのナッツには何らかの健康効果があるが、危険があることも忘れてはいけない。世界中で毎年約150人が、木から落ちたココナッツにあたって亡くなるらしい!」など、読んでいて吹き出したくなるようなジョークも少し挟まっています。

 

私も、老後を健康で過ごすため、本書で取り上げていることをできるだけ実践しようと思います。コーヒーの回数を少し増やしましょう。ウォーキングなどの運動も少し増やしましょう。ドラッグストアで、ビタミンDのサプリを探してみましょう。小腹がすいたときはポテト菓子ではなくピーナッツなどを食べることにしましょう。瞑想のやり方も、少し本などで調べてみましょう。

 

「手軽にお金をかけずに健康を保つ方法を探している人には、ビッグファイブを毎日の生活習慣に取り入れることをぜひとも勧めたい。」と前書きに書かれています。

一読の価値のある本でした。

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