我々の社会は、コロナウイルスの感染拡大の騒動以前から、大きく変化しつつありました。AIやロボットが人間の労働者に置き換わる動き、在宅勤務の動きなどです。

 2020年初に始まったコロナ騒動が、これらの動きを加速させることになるかもしれません。

 

遠隔授業、遠隔診療

 先生と生徒がネットでコミュニケーションをしながら授業を進める遠隔授業、離島の診療所で看護師等が遠隔地にいる医師等からテレビ電話で指示を受けながら行う遠隔診療など、これまでも進められてきました。

 今回のコロナ騒動で、急に臨時休校になり、熱心な教師たちがオンラインを活用した学習活動などに取り組んでいるようです。

 また、AIを活用すれば、生徒一人一人の理解度に応じて教えることも比較的容易にできそうです。今後、このような取組が一層加速されるでしょう。

 

自動運転、無人コンビニなど

 セブンイレブン、はま寿司など、いろいろな店舗で従業員の感染が確認され、休業、店舗の消毒作業などを余儀なくされているようです。はま寿司は、既に来店時の受付をロボットがやっていますが、今後、このような取組が広がるでしょう。

 これまでは、人手不足への対応として取り組まれてきた無人化ですが、感染症への対応としても有効です。今後、人間による接客はどんどん少なくなりそうです。

 

 タクシーに乗ったときに運転手が感染していないか心配になったり、宅配便の配達員が感染していないか心配になったりする昨今です。自動運転やドローンなどを使った配送が実用化されれば、そんな心配も無用になるでしょう。

 

 今回のコロナ騒動、日本の社会の生産性を飛躍的に向上させるきっかけになるかもしれません。でも、ロボットはコロナウイルスには感染しないでしょうが、コンピュータウイルスには感染し、悪用されたり、誤作動を起こしたりするかもしれません。

 一つの脆弱性が克服されると、別の脆弱性が現れる。それでも、だんだん暮らしやすい世の中になることを期待しています。
 このコロナウイルスという災厄が、日本の社会が次のステップに進むためのきっかけになってほしと思います。

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