山口県田布施町で、課税ミスを内部告発した40代の職員を、役場庁舎とは別棟の1人だけの部署に異動させ、隔離したパワハラが問題となっています。その問題が報じられ、町当局に非難の声が殺到した結果、町ではその職員を再度異動させて収拾を図る構えを見せているようです。
普通の部署への異動は当然ですが、それで幕引きさせてはいけません。様々な問題点の真相、原因を明らかにし、再発を防ぐ仕組を作らなければなりません。
「山口県田布施町の内部告発職員いじめ まだこんなことを・・・」
解明、責任追及すべき問題点
1 この職員は、課税ミスを上司の税務課長に報告したが、無視された。このような場合に、公益通報すべき窓口が用意され、職員に周知されていたか?(なぜ職員は、議員に通報しなければならなかったのか?)
2 税務課長は、課税ミスについて報告を受けながら、なぜ対応しなかったのか?課長の独断か、町長等へ報告した上での対応だったのか?
3 人事評価制度が適切に運用されているか?面談をせずに評価をすることは、通常あり得ない。普通は、業務目標設定のための面談、中間・期末評価のための面談、評価結果をフィードバックするための面談など、複数回の面談が行われるはずである。他の職員に対しても、面談をせずに評価している事例があるのではないか?
4 人事評価は、通常、多くの評価項目の総合点であり、0点は考えられない。評価項目や評価方法がどうなっているのか?評価要領に従わずにアバウトに評価したのではないか?また、この職員以外に対しても、このようなやり方が横行しているのではないか?
5 人事評価結果を期末・勤勉手当や定期昇給に反映させる仕組はどうなっているか?仮に、0点の評価で不当な処遇(昇給なしなど)が行われていたら、さかのぼって是正する必要がある。
議会に期待
町議会では、この問題について、特別委員会やさらに外部の弁護士等による第三者委員会を設置して調査することを検討しているようです。
中規模以上の市では、あまりこのような問題は起こらないのですが、小さい町村では、首長や総務課長が好き勝手をやって、問題が発生することが時々あります。
せっかく、体制に酷い問題があることが明らかになったのですから、これを好機として、正常化させていただきたいと思います。田布施町議会の皆さま、頑張ってください。期待しています。
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コメント
コメント一覧 (8)
「畳部屋はパラダイス」「パワハラ役場は屈辱」 田布施 ... - 中国新聞https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=671742&comment_sub_id=0&category_id=112
畳部屋異動の調査せず特別委解散へ、田布施町議会 町長「結論出ないから」と自身の処分否定
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=677749&comment_sub_id=0&category_id=256
他にも、こんな記事が出ています。これについてはどう思われますか?
勤勉手当、過大支給か 条例に反し「扶養手当」算入 17年に指摘 田布施町 /山口
https://mainichi.jp/articles/20201215/ddl/k35/010/237000c
田布施町が町職員のボーナスに当たる勤勉手当について、支給基礎額に含まれない扶養手当を算入して支給していたことが分かった。職員から2017年に条例に違反して過大に支給しているとの指摘を受け、18年度から扶養手当を算入しない運用に改めたが、公表していなかった。
指摘があった17年度に、町が職員約120人に支給した勤勉手当は1・7月分。この年の扶養手当支給総額は約1400万円だったため、総額で最大200万円近くを過大に支給していた可能性がある。
町は条例や規則で、6月と12月に支給する勤勉手当の支給基礎額を給料の月額と定めている。支給に際しては基礎額に役職に応じた加算をして、勤務期間(期間率)や勤務成績(成績率)などを加味することになっていた。ところが、町は、基礎額に扶養手当を算入したうえ、成績率を加味せず一律に支給していたとみられる。
続報には注意していたつもりですが、残念ながら見落としてしまっていたようです。中国新聞の記事も読ませていただきましたが、町当局も議会もひどいものですね。私が挙げていた問題点も、何も解明されずに幕引きですか。
パワハラ被害の職員の方は、公平委員会に申し出るべきだったと思います。
勤勉手当の基礎額に扶養手当を加えてしまうミスは、20年ほど前には私の住む県内のいくつかの自治体でも残っていましたが、そのころ是正されたはずです。まだそんなことをやっていたとは・・・。ミスか意図的か?
私は、意図的だと感じました。
感想は、ここには書ききれないので、予約投稿し、明後日(2月19日)18時に公開いたします。
よろしければ、この勤勉手当の問題をレクチャーいただけないでしょうか。
勤勉手当の性格、扶養手当算入の問題点や成績率を加味しない一律の支給、そして条例に違反して支給されたお金はどういう扱いになるのか等々
町議会でも議員に追求されていますね。令和2年第6回(11月)臨時会会議録に出ていました。
https://www.town.tabuse.lg.jp/www/contents/1283129758943/files/giziroku211.pdf
追求に対して町側は以下のような受け答えをしていますね。
副町長(川添 俊樹君) 「公金の不正支出という認識はまったくございませんので、どのような対応といわれましても、現状のままで考えております。」
管理人様の見解とは相反するものではないかと思います。
国家公務員では、期末手当の基礎額には扶養手当が含まれ、勤勉手当の基礎額には扶養手当は含まれません。これは、期末手当は生活給的な性格が強いためと思われます。地方自治体のほとんども国家公務員と同様ですが、一部、勤勉手当の基礎額にも扶養手当を加えている自治体があります。
そのような自治体には二通りあり、条例でそのように定めているところと、条例は国家公務員と同様の定め方なのに実際の支給では勤勉手当の基礎額に扶養手当を加えてしまっているところです。田布施町は後者だったようです。
後者の場合、意図的な不正支給であったかはともかく、過大に支給されていたことは確かなので、職員に返還請求するのが筋ですね。とはいえ、私の知る事例では、議会や住民が気付く前に是正し、過去の超過分は放置したところが多いように思います。
私は下松市で令和2年12月からパワハラにより休職していますが、職場は私に聞取りもしませんし、市も訴えても無視されてます。公平委員会へ訴えても「弁護士へ訴えろ」と言われ調査もしません。組織自体が隠ぺいしています。県庁へもお願いしましたが「上部組織ではないので」との回答です。
こんなことがまかり通っていいものなのでしょうか?
因みに相手は「暴行罪」で検察庁に書類送検されていますが処分無く働いています。
大変な目に合われているようですね。公平委員会は、正式に措置要求なり苦情申し立ての手続きをすれば、対応しなければならないはずですが、ダメですか?
相手は書類送検され、不起訴になったのでしょうか?暴行をして全く処分なしというのは、ひどいですね。