このシリーズは、人生やビジネスで成功するための心得、ノウハウをコメディー仕立てで伝えるものです。主人公は作品ごとに変わりますが、主人公を教え導くのは、常にゾウの姿をしたガネーシャというインドの神様です。

この3作目の主人公は、金持ちでイケメンの男性とゴールインして海外でバカンスを楽しむことを夢見るOLです。彼氏いない歴5年で、婚期を逸しかけているようです。

その主人公が、怪しげな占い師に騙されたことをきっかけにガネーシャと同居することになり、夢をかなえるために困難なミッションに次々に挑んで、最終的に夢をかなえるというストーリーです。

ガネーシャのほか、釈迦、お稲荷さんから、果ては貧乏神まで登場してドタバタを繰り広げます。でも、その中で示されている20の教え、ノウハウは、「目標を誰かに宣言する」「一度儲けを忘れてお客さんが喜ぶことだけを考える」「目の前の苦しみを乗り越えたら手に入れられるものをできるだけ多く紙に書き出す」など、ビジネス書などでも載っていそうな至極まじめな事柄です。

ビジネスで成功するための法則などをストーリー仕立てで解説する小説等は、少なくありません。しかし、外国の作品では「ザ・ゴール」のシリーズなどは非常にリアリティーがあり、日本の「もしドラ」なども感動的なストーリーです。本書のようにハチャメチャで、ギャグ連発のような作品は、私は読んだことがありません。

それでも、ちゃんと法則、ノウハウは理解できるようになっています。過去の成功者(エジソン、カーネル・サンダースなど)の逸話も数多く紹介されています。

気軽に笑いながら、少し勉強させていただきました。

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