中央省庁で法案のミスが多発していた問題で、小寺衆議院議員が4月2日の内閣委員会で、「一太郎」と「ワード」の違いに問題があるとの見解を示しました。私は、以前は一太郎を使用していて、今はワードを使用していますが、その見解には疑問を感じます。
一太郎は使いやすいが・・・
私が一太郎を使っていたのは、パソコンが普及し始めたころ、私が勤務していた県庁が一太郎を標準としていたためです。県庁が一太郎を標準としていたのは、使い勝手がいいことと、自治省をはじめとする国の省庁で一太郎が主流だったためです。
一太郎は、ワードと比較し、日本語の変換機能が優れていて、行端をそろえるなどの編集機能が使いやすく、私は気に入っていました。
7、8年前にワードに切り替えたのは、一般社会ではワードが圧倒的で、自宅用でパソコンを購入するときにワードは標準で入っていますが、一太郎は入っておらず、別に購入しなければならなかったためです。
やむを得ずワードに切り替えた今でも、一太郎の方が本当は使いやすいと思っています。ワードを使用していて何階層かに段落、項目を分ける際に思い通りに行端がそろわないときなど、「一太郎だったら簡単なんだが・・・」とストレスを感じています。
ミスは一太郎のせいではない
報じられた法案ミスを見ると、ワープロソフトのせいではないものが多いようです。
「地縁団体」を「地緑団体」と表記するなど、変換ミスではありえません。作成した職員の日本語能力に問題があるか、法案の中身をよくわかっていない職員が入力作業をしたとしか考えられません。
「改め文方式」で改正法案を作成した職員が、改正法を実際に検討した職員とは別の職員で、改正法の内容をよく理解していなかったのかもしれません。そうであれば、「改め文方式」を廃止して「新旧対照表方式」に切り替えるべきで、一太郎の利用を止めさせるなど、見当違いでしょう。
「改め文方式」等については、「内閣改造 河野太郎外務大臣への期待」を参照願います。
販売戦略で敗れた一太郎
使い勝手のいい一太郎を使う人が減り、ワードが圧倒的なシェアを占めるようになってしまったのは、パソコンを買ったときに初めから入っているためでしょう。また、エクセルなどと一緒に「office」というセットになっていることも大きいと思います。
結局、一太郎は、販売戦略で敗れたのでしょう。
今となっては、ワードがもっと使いやすくなってくれることを願っています。
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