新型コロナウイルスワクチンの高齢者に対する接種が進んでいますが、打ち手(医師、看護師、歯科医師など)の確保に苦労している自治体が多いようです。そんな中、大企業などの職域接種も始まりましたが、これが自治体の苦労をさらに増やさないか懸念しています。

 

打ち手の不足に拍車が?

専属の産業医などの医療スタッフを抱えている大企業ばかりではありません。企業が打ち手を雇用しようとすれば、自治体が住民への集団接種のために医療スタッフを確保しようとするのと競合せざるを得ません。

ワクチン接種のため、医師を確保しようとする際の時給が3万円に跳ね上がっているともいわれています。

 

接種状況の把握は?

 職域接種のほか、国が設置する大規模接種会場でも、優先対象者以外の人も対象にすることになるようです。市町村からワクチン接種券がまだ配付されていない人などに接種された場合、どの住民が接種済みで、どの住民が未接種なのか、未接種の住民がどのくらい残っているのか、市町村が把握できるのでしょうか?また、国が把握するのでしょうか?

 接種を受けた人の割合を増やすことは大切なことで、いいことです。しかし、市町村などを混乱させないための対策を講じた上で進められているのか、心配しています。

 二重に接種を受けてしまう人が出てしまわないか、1回目と2回目で別の種類のワクチンを接種してしまう人が出てしまわないか・・・。

 政府がなりふり構わずに接種率を上げることを急ぐのは、五輪のためのような気がしています。

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