副題は「どうしてあの人はエンディングノートを書くのか」です。
私は、エンディングノートは既に作成しかけているのですが、事例がたくさん紹介されているようなので、読んでみました。
本書に書かれていること
本書には、エンディングノートや遺言書で意思を伝えていなかったために生じた残念な事例、意思を伝えていたためにうまくいった事例などが紹介されています。
内容は、相続問題、葬儀等の手続、終末期の住処、延命治療などです。
また、死ぬまでにやりたいことをリストアップし、心残りがないように一つずつ実現していくことなども勧めています。
誤解に気づいた!
私は、ゼミは行政法でしたが、法学部出身なので、民法(親族・相続法)も一応は履修しています。でも、本書の事例を読んでいて、誤解、理解不足に気づきました。
その事例では、父親が亡くなり、妻と子が二人いたのですが、二人の子は、被相続人の妻である母親にすべての財産を相続させようと考え、二人とも相続放棄をしました。でもこの場合、親族の相続順位一番である子が全員相続放棄すると、初めから第一順位者がいなかったことになり、第二順位者である被相続人の親、親が二人とも死亡している場合は第三順位者である被相続人の兄弟姉妹に相続権が発生してしまいます。
言われてみればその通りなのですが、私もうっかり、子が全員相続放棄すれば、全財産は妻に行くような気がしていました。理解不足だったようです。
この場合の正解は、相続放棄などせずに、遺産分割協議で母親に主な財産を全て配分することでした。本書を読まなかったら、私も人に間違ったアドバイスをしてしまったかもしれません。危ない危ない・・・。
県を定年退職して再就職した後、終活を開始し、エンディングノートも書いています。終活に関連する図書を何冊も読んでいますが、ほとんどは何かしら気づきが得られます。これらの本のアドバイスで、私に当てはまりそうなことは、実行していこうと思っています。
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