今週(1115日~)は日大理事長関係のニュースが錯綜し、一喜一憂させられました。

 17日朝刊のころまでの報道では、検察が田中理事長の背任罪での立件を断念したようだとの報道が優勢で、がっかりしていました。「自分は何も知らない。」という理事長の言い分を突き崩すだけの証拠が得られないとの観測でした。

 それが、その後に一転し、実は家宅捜索の結果、自宅から巨額(1億超と伝える報道も2億超との報道も)の現金が見つかって、検察と国税がその出所の解明に頑張っているとの報道一色になりました。

 

日大理事会は自浄作用を発揮せよ

 かつては反社会勢力との付き合いを指摘されましたが、何も説明することなく、逃げ切りました。ラグビー部の悪質タックルの問題についても、あれほど社会を騒がせたにもかかわらず、大学トップとして対外的に何の説明もしませんでした。

 今回も、自身に近い理事が逮捕されても、「大学は何も損害を受けていない。」などと言って被害届の提出すらしようとせず、自ら何も説明しようとしません。

 ここで自浄作用を発揮しなければ、日大理事会はクソでしょう。

 多くの在学生、全国の日大出身者が肩身の狭い思いをされているようです。

 これだけ世間を騒がせ、関係者に迷惑をかけ、信用を失墜させただけでも辞任すべきで、辞任しないなら解任すべきでしょう。現職理事長が逮捕されるという大きなリスクは、組織防衛のためにも避けるのが当然です。

 

 辞任したり、解任されたりしても田中氏の責任は消えるものではありません。検察、国税には、威信をかけて真相を究明していただきたいと思います。

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