私の住む近隣の市町村でも、続々と新型コロナワクチンの3回目接種(個別接種、集団接種のいずれも)が始まりました。多くの自治体では、2回目接種を集団接種で受けた人は、3回目は日時、会場が指定され、予約などは必要ないようです。その点では、1回目の際の混乱の教訓が生かされていると感じています。ただし、準備が間に合わないのか、指定される日時は、当初計画通り、2回目接種から8か月以降になっている自治体も多いようです。首長などはしきりに6か月、7か月に前倒しなどと情報発信していますが、実態は全く追いついていません。
また、その他の点で、昨年秋の小康状態のときに議論しておくべきだったと感じるものがあります。
もっとエッセンシャルワーカーを優先すべき
特に気になるのが保育所などの職員です。多くの自治体では、保育所、幼稚園、小中学校などの教員を64歳以下の枠内で優先接種の対象にしています。わたしは、これを少なくとも65歳以上の高齢者や持病のある人と同枠での優先接種にすべきだと思います。
たしかに、重症化する確率は高齢者の方が高いのでしょう。しかし、その確率の差がどの程度なのか、保育所などが休園した場合の社会的影響がどの程度か、比較した上で議論しておくべきでした。
私自身は高齢者で、2回目接種から間もなく7か月になるので、近日中に接種券が届くでしょう。しかし、いたって元気で、エッセンシャルワーカーでもないので、私などより保育所職員などの方を優先していただきたいという気持ちです。私と同じような気持ちの高齢者は多いと思います。子や孫の方が大切ですから・・・。
この点は、自治体を責めるべきではなく、全国的な議論を怠ってきた政府の責任です。
この国の過去10年ほどの政権は、新型インフルエンザがまん延した際の教訓を忘れ、有識者の提言を無視して、感染症の対策を怠ってきました。
「『文藝春秋オピニオン2022年の論点100』を読んで」 参照願います。
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