ウクライナの紛争は、ロシアがウクライナ東部の親ロ派武装勢力が事実上支配している2州の独立を一方的に承認し、ロシア軍の侵攻の口実をでっちあげました。それに対して、米国をはじめとする国際社会は、経済制裁以外に有効な対処ができない状態です。
対抗手段としてチェチェン共和国の独立を承認しても、ロシア軍が支配している下では、単なる嫌がらせにしかならないでしょう。
ロシアの国力
これまでプーチンは、事あるごとに核兵器をちらつかせ、国際社会を恫喝してきました。特に今回は、「ならず者」であることを隠そうともせず、名実ともに「ならず者」の振る舞いを続けています。
ロシアのGDPは2020年の国連統計によると韓国より下の11位です。一人当たりGDPは、もちろんもっと下の82位になっています。その程度の経済力の国が、民生を犠牲にして武力を蓄えれば、あれほどの軍事力を維持できるのです。さらに核武装は、通常兵器による武装よりずっと安上がりなのでしょう。
この様子を見れば、北朝鮮が核保有国の地位を目指したくなるのは無理もありません。
戦争をしないためには核保有がベストか
核を持っていない国がロシアのような「ならず者」の振る舞いをすれば、国際社会は多国籍軍を編成して武力で阻止するでしょう。今回の事態は、核を持つ国に対してはいかなる国も攻撃しないことを示しています。
しばしば指摘されることですが、仮に日本が核攻撃を受けたら、自国が核による反撃を受けることを覚悟して米国が反撃に加わってくれるか、心もとないものがあります。
国際社会の現状では、自国が武力による攻撃を受けないため、戦争に巻き込まれないためには、核を持つのが最善の方法だとする西部邁氏、エマニュエル・トッド氏らの主張にリアリティーを感じます。
「保守の遺言」(西部邁)を読んで 参照願います。
P.S 2月24日、とうとうロシア軍がウクライナへの侵略を開始しました。臆面もなく、こんな20世紀初頭のような侵略行為を始めたことにあきれます。ロシア及びそれを支持する国々を経済的に孤立させ、破綻させるために、私もできることはやろうと思います。
前々政権がロシアに対する経済協力を熱心にやり、結局ただ食いされた間抜けぶりが悔やまれます。あの支援が、ウクライナへのミサイルに代わった可能性もあるでしょう。2/24 18:50
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