「人生のどんな問題も解決する魔法のルール」という副題です。
著者は、心理コンサルティング事務所を開設され、メンタルマネジメントの講演、クライアントへのコーチングなどで活躍されています。
本書は、物語を通じて人生で生じる問題を解決する手法を紹介した、いわゆる自己啓発本です。
物語の主人公は41歳の主婦で、小学校5年生の息子が学校でいじめられているらしいことに悩んでいます。その悩みを解決しようとする中で、相談した人に「鏡の法則」を教わり、トラブルの原因が自分が夫を尊重していないこと、父親を許していないことにあるかもしれないと言われます。半信半疑のままアドバイスに従って行動した結果、息子のいじめ問題も無事に解決したというストーリーです。
「現実に起きる出来事は、一つの「結果」。「結果」には必ず「原因」があり、その原因はあなたの心の中にある。あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡である。」というのが、「鏡の法則」です。トラブルを解決するには、心の中の問題を解決する必要があるということです。
正直な感想を言えば、宗教的というか、スピリチュアルというか、「風が吹けば桶屋が儲かる」というかという感じです。
たしかに、自分の心の持ちようで解決できるトラブルもたくさんあるだろうとは思います。しかし、不治の病にかかったこと、災害に見舞われたことなどを、自分の心に問題があると言われれば、怒りたくなる人もいるでしょう。
副題の「どんな問題も解決する」というのは誇大広告の感もありますが、解決できる問題も多いだろうとは思います。我々の経験するトラブルの中でも、人間関係のトラブルがかなりの割合を占めると思いますから・・・。
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