ウクライナの首都キーウ近郊のブチャで多数の民間人に残虐行為を行い、殺害したことが確実視されているロシア軍部隊に対し、プーチンが「親衛隊」の名誉称号を付与したことが報じられました。プーチンは「軍事紛争で祖国と国益を守るため英雄的行為と勇気を示した」と称賛したとのことです。ロシア軍の略奪や残虐行為が、一部のならず者の兵士による犯罪ではなく、組織的犯行であったことを自白したと解釈すべきでしょう。
 あんな称号は、近い将来、隠すべき汚点になるのは間違いないでしょうが・・・。

 

 これまでも、レイプなどを含むロシア軍の残虐行為や略奪が、軍として組織的に行っているのではないかという疑惑がありました。まともな軍隊なら、そんなことをすれば軍の名誉が傷つくので、規律を守らせようとするでしょう。ならず者の兵士が残虐行為をしようとすれば、上官に隠れてやるはずです。しかし、今回のロシア軍の残虐行為は、広範で大っぴらです。

 ロシア軍兵士が、略奪した家電などを嬉々として荷造りし、ベラルーシからロシアの自宅に発送する場面までテレビで放映されていました。

 上官の目を恐れていないようです。略奪や残虐行為を奨励しているか、少なくとも咎めないことにしているのでしょう。

 今回報じられた「称号授与」で、「やはりそうだったか!」という感じです。

 

 戦後、これらの戦争犯罪は、国際法廷で裁かれなければなりません。償うことなど不可能でしょうが、賠償させなければなりません。ロシアの敗戦後の復興は、ますます大変です。

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