ビジネスライフを成功に導くためのガイドとして特にビジネスマンに読まれている「7つの習慣」(コヴィー)を、漫画で分かりやすく解説したものです。コヴィーの思想を中心にビジネスセミナーを展開している組織が監修しています。
ストーリーは、亡父のバーを復活させるためにバーテンダーを目指している女性(主人公、「歩」)が、あるバーで見習いとして修業を始めるところからスタートします。そこのマスターと、常連客のレストランオーナーが、7つの習慣を実践して生きているような人格者で、その二人から様々な場面で教えを受け、成長していきます。主人公の歩のほか、様々な悩みを抱える客が登場し、マスターらからヒントをもらって課題を解決していきます。
ストーリーもおもしろく、楽しく学べます。私は、前向きな気持ちにもなれました。
私は平成15年前後に組織風土改革を担当し、仕事のヒントを得ようと定評のあるビジネス書を乱読していた時期があります。本書で説かれている「習慣」の多くは、それらと重なります。それらの集大成と言ってもいいかもしれません。
第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」は、「ビジョナリーカンパニー」「最強組織の法則」「ザ・ビジョン」でも説かれているいわゆるビジョンの大切さと重なります。自分の葬儀の時に、「あの人は・・・の人だったね。」と言ってほしいように生きることが説かれています。
第3の習慣「最優先事項を優先する」も、いろいろな人が説いています。人は、「緊急ではないが重要なこと」にはほとんど時間を割かず、「緊急だが重要でないこと」に時間を使ってしまいがちです。いわゆる「ルーティンに逃げる」という行為で、特に管理職としては失格です。
第1「主体的である」、第4「Win-Winを考える」、第5「まず理解に徹し、そして理解される」なども、とても大切でしょう。
漫画の途中、各章の区切りに4、5ページの解説がありますが、それらも含めて170ページほどで、簡単に楽しく読め、勉強になりました。
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