本書の冒頭近くで著者が読者に「あなたの家には、エッグスタンドがありますか?」と問いかけています。私の家には、そんな物はありません。エッグスタンドという言葉も知らず、見たこともありませんでした。地域柄かもしれませんが・・・。
卵を置くためだけにテーブルに置いておく器のようです。私などは、著者と同様、「馬鹿馬鹿しい」と思ってしまいます。著者も「そんなもの、いらなくない?」という意見です。
「子供のお受験」「ファーストクラス」「大きい庭付きの家」なども著者に言わせると「エッグスタンド」です。無くても一向に構わないものです。
私は、冒頭のこの部分を読んだだけで、著者にとても共感しました。私の考え方に非常に近いと感じました。例えば、私は自宅で丈夫なマグカップを一つ使っていますが、これでお茶やコーヒーはもちろん、ビールやワインも飲みます。これに日本酒を注いで電子レンジでお燗をしてそのまま飲みもします。ワイングラス、ビールジョッキ、コーヒーカップなどを使い分けるのは、無駄だと感じています。
「1%の努力」とは、最小限の努力で最大限の成果を目指すことを表現しています。
人が成功するか、金持ちになれるかは運によるところが大きく、努力が必ずしも報われるわけではないという著者の指摘には、多くの人が共感するでしょう。それを前提に、なるべく苦労せずに成果を得るために頭を働かせることを著者は推奨しています。
アルバイトにしても、だらだらと10時間働いた人は、懸命に5時間働いた人の倍の賃金をもらいます。好きでがんばっているならがんばればいいのですが、無理してがんばっているなら考え直すべきかもしれません。まして、がんばりを人に押し付けるべきではないというのが著者の考えのようです。
また、今の自分にとって本当に大切なものを絞り、他のものは捨てることで、最小の努力で幸せの総量を最大化することができます。
私も、せっかく考え方の基本が著者と似ているようなので、著者に倣って本当に大切なことだけに努力を集中するよう注意してみようと思います。
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