安倍政権の時代からよく耳にするようになった言葉「価値観を同じくする国」、聞くたびに違和感を覚えています。
中国やロシアと一線を画すために使われる言葉で、すべての「価値観」を指すものではなく、単に、民主主義、人権の尊重、法の支配といった価値観だけを指す限定的な使い方なのでしょう。
そもそも価値観は、同じ国民でも一人一人が異なっています。人が何を大事にし、優先させるかという価値の序列は、人格そのものと言ってもいいかもしれません。それが国レベルで、「同じ」はずがありません。
米国の価値観
日本と「価値観が同じ国」とされる代表格が米国です。
米国の裁判所が、2022年6月、車中での性行為でパートナーにヒトパピローマウイルス(HPV)を感染させられたとして相手方の自動車保険会社に損害賠償を求めていた女性の訴えを認め、保険会社に約7億円の支払いを命じた仲裁裁定について、控訴審として支持したという報道がありました。
私の価値観、正義感からは、こんな判決は正義に反していると感じ、正気とも思えませんが、皆さんはいかがでしょうか?
米国では昔、濡れた猫を乾かそうとして電子レンジにかけ、猫が死んだことに対してメーカーが損害賠償させられた有名な事件がありましたが、これも同様です。
こんな人たちと「価値観が同じ」などと言われると、「ちょっと待て!」と言いたくなります。
また、韓国の多くの人々も、噓をつくのは恥ずかしいという気持ちがないようで、価値観が異なっていると感じます。
民主主義だって
民主主義については異論は少ないとは思いますが、絶対とは思いません。中国やロシアの専制的な体制よりずっとましだと思いますが、米国のトランプ前大統領や日本の政界の旧統一教会との癒着ぶりをみていると、大きな欠陥があることは疑いなく、さらなる進化が必要でしょう。
「価値観が同じ」などと安易に大上段に構えることには抵抗があり、もう少し地に足の着いた表現はないものでしょうか?
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