昨今のニュースを見ていると、自民党にはよほど人材がいないようです。経済再生担当大臣だった山際氏に続き、今度は法務大臣の葉梨氏です。山際氏は記憶に障害があるようで、大事な職責を果たせるとは思えません。葉梨氏は、人の命の尊厳を理解しておらず、自虐ネタにしてしまうような感覚の持ち主で、法務大臣として以前に、政治家として不適格です。

 自民党から選出されている細田衆議院議長も、選挙制度改革を邪魔しようとするなど議長としては異例の対応で批判を浴びたり、旧統一教会との密接な関係を指摘されながらろくに説明責任を果たそうとせず、批判を浴びながら頬かむりを続けています。

 次には、政治資金を所管する総務大臣でありながら、自身の政治資金で怪しげな処理が指摘されている寺田総務大臣も、既に与党議員の間から辞任やむなしの声も出ているようです。

 しかも、山際氏は、経済再生担当相を更迭されて間もない身でありながら、自民党の新型コロナ対策本部長に起用されたとのこと・・・。国民はあきれています。

 国民から批判されることが火を見るより明らかなのに、彼を党の要職に起用したということは、自民党はよほど人材難なのだろうと思います。もう少しまともな人材はいないのでしょうか?

 

 人材難に加えて、岸田首相の判断のまずさ、決断の遅さが、自体の悪化に拍車をかけています。山際氏についても葉梨氏についても、岸田首相は当初は辞任させない方針を表明していて、事態がひどくなってからようやく辞任させています。11月11日(金)の新聞の見出しでは、首相が法相更迭を否定したことが報じられましたが、12日(土)の一面トップで法相更迭が報じられています。ここまで急変すると、もはや滑稽です。温情的なのかもしれませんが、先を見る目がなさすぎ、こんなことで国の舵取りができるのかと不安になってしまいます。

 この政権、来年のG7サミットまでもつのかどうか、心配になってきました。

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