現在66歳ですが、県庁を定年退職後、サラリーマンを続けています。まだ「老後」という意識はなく、老後に向けて終活本などを読み、楽しい老後を夢見ながら準備しています。
本書の著者は、問題解決の技法などについて何冊か書かれている理学博士、工学博士で、この種の本の著者としては変わり種です。そのためか、年金制度などの経済問題や健康に関するアドバイスについてはこの分野の他の本と同じような内容ですが、他の点で興味をひかれた内容がありました。
自分が何歳まで生きるか分からないので、どのように生きたらいいか迷っているという高齢者(私も含む。)が多いのですが、著者は、そんな答えの出ないことに悩まず、少し長めに何歳まで生きると自分で設定し、それに向けて計画的に生きることを推奨しています。一考に値する方法だと思います。
金銭的な問題があまりない場合、女性は「遊ぶこと」、男性は「学ぶこと」を欲しがちで、男性の「学ぶこと」には「役に立ちたい」「教えたい」という願望があるといわれているとのことです。自分に照らしてみると、非常に同感します。私は、学習する意欲はかなり高いほうだと思いますが、それは仕事に役立てたい、何かの役に立つかもしれないという気持ちがあります。
「定年になったら不要なものを整理したい」と考える人は非常に多く、定年になって最初に取り組むのが自室の整理です。しかし、多くの人が途中で続かなくなり、数年たっても片付いていない人が多いようです。私もそうなるかも・・・。
「中に何が入っているかわからない時は中を見ずに捨てる。見ると捨てられずに元の位置にしまう可能性が大」・・・。これは、なかなか私にはできそうにありません。
ともあれ、期待どおり、いろいろ参考になりました。
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