今朝(2月5日(日))のニュースで、米国上空で情報収集していた中国の偵察気球を米軍が領海上空で撃墜したことが報じられました。主権国家として当然の行動だと思います。

 思い出すのは、2020年6月に宮城県などの東北上空で目撃された「謎の白い物体」です。あのときも中国の偵察気球である疑いがありましたが、結局日本としては何もできずに気球は去っていきました。回答がなかった場合は撃墜すると予告したうえで、どこの国のものか問い合わせ、回答がなかったら撃墜すればよかったと思います。

 回答があった場合は、日本の支配地域又は水域へ降ろして、日本に無害なものであることを日本側に確認させることを求め、応じない場合はやはり撃墜すべきだったでしょう。

 ただ、あのような気球は、金属部分が少ないためにレーダーに反応しにくく、熱源もないため、誘導ミサイルでは当てるのが難しいようです。今回の米軍のように、戦闘機による攻撃が有効なのでしょう。航空自衛隊なら大丈夫でしょう。

 今回、米軍が撃墜するに先立って、中国側に何らかの要求、交渉をしたのかどうか、とても関心があります。

 撃墜について中国側は激しく反発しているようですが、そもそも他国の領空に怪しげな物体を侵入させた方が悪いことは明白です。気象観測用だなどという言い訳が通るはずもありません。それが通ってしまうなら、気象観測用だなどと言い訳しながら偵察用、攻撃用の飛行物体を飛ばし放題になってしまいます。反発するなど、ならず者国家の面目躍如といったところです。

 これを機会に、飛ばした側の国が無害なものであることの証明をせず、侵入された国に着陸させての調査を受け入れないなら、撃墜するという国際ルール、慣行ができることを願っています。

 

 日本も今のうちに、次に許可なく侵入した飛行物体があるときはそのように対処することを表明しておくべきかもしれません。

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