仕事上の必要があり、古巣の県の行政職給料表を詳細にチェックしました。わが県の給料表は、御多分に漏れず、国家公務員の行(1)給料表に準じています。
2022年12月議会で改正される前と後、つまり2022年人勧による改定の内容を把握する必要があったのです。人事院勧告は、月例給で0.23%、921円の引上げだったのですが、あの勧告の際にも説明されていたとおり、30代半ばまでの若年層だけが引き上げの対象でした。
今回、新旧の給料表を比較してみたところ、6級以上は全く改定されていません。さらに、5級は8号給以上、4級は16号給以上、3級は36号給以上、2級は58号給以上、1級は88号給以上は全く改定されていません。それ以下の若年層しか、ベースアップはなかったようです。
過渡期の職員は大損だった
昔は若いころは安い給料で我慢し、年齢を重ねてようやく高くなりました。今は、比較的高い初任給に始まり、早めに高くなってその後フラットになります。特に、55歳以上になると昇給は原則としてストップします。
初めからこういう構造であればよかったのですが、今の60代から50代の人は、私を含め、損をしています。若いころは、そのうち高くなるという希望のもとに安い給料で働かされ、中年に差し掛かったころ、給与構造改革とやらで頭打ちにされてしまいました。おまけに、退職手当まで大幅に削られました。納得いかない気持ちもありますが、どうしようもありません。
この現象は、公務員が特に顕著ですが、民間企業でも同様の傾向があります。
ただ、私の世代±10歳くらいは、若いころは公務員の給与が民間より著しく低かった思い出もあります。学生時代の仲間と給料の話などは恥ずかしくてできませんでした。その状態は、バブル崩壊まで続きました。その後逆転するはずが、そうはなりませんでした。
結局、今60代前後の公務員、公務員OBが、給与面では一番割を食っているようです。
この物価急上昇の中、高齢層の公務員は給料が据え置かれています。仕事のモチベーションが失われなければいいのですが・・・。![]()
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