今、多くの経営者、管理職や、上からDXの取組検討を指示された社員、職員が悩んでいます。既に取組が進んでいる先進的な組織は、今のところまだ少数派のようです。
我が組織は特に遅れており、紙で起案を回して印鑑又はサインによる決裁で、意思決定をしています。請求書も紙で処理しています。
これではいけないという雰囲気が高まり、私も勉強を始め、手始めに本書を手に取りました。
本書は8つの節(Chapter)で構成され、DXとは何かという基本から、日本の現状、成功事例、検討手法、変革のプロセスなどが解説されています。
DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは、デジタル技術を使って変革を起こすことですが、単にデジタル機器を使ったり、IT化、ペーパーレス化を進めることではないことは、いろいろな場で強調されます。データを利用できる形で集積し、そのデータに基づいて変革を起こす(顧客にとって魅力的なサービスを創出する)ことが必要とのことです。
従来、ヒト、モノ、カネが重要な経営資源でしたが、これからは新たに「データ」「コト」「時間」が重要です。質の高いデータの獲得と蓄積を組織的に推進すること、顧客の体験価値を高める「コトづくり」、他社に後れを取らないためには時間を貴重な経営資源ととらえることが求められます。
日本は、インターネットなどのデジタル環境は世界的にみて進んでいますが、デジタルの活用は後進国です。それは、日本は高齢化が進み、私のようなIT音痴がアナログ時代の成功体験にしがみつきつつ社会の主導権を握っていることに原因があると指摘しています。
デジタル技術を使った画期的な製品やサービスが登場し、業界の破壊的な再編をもたらすことを「ディスラプション」というようです。日本のすべての業界に早くディスラプションを起こし、生産性の致命的な低さをなんとかしなければなりません。
新しい価値を創造できないときの「既存事業のカイゼンDX」を行わざるを得ない場合のポイントも解説されています。私の所属組織などは、まずはこの辺りから取り組むべきかもしれません。
![]()
にほんブログ村 ご覧いただきありがとうございます。
サイト案内(目次)
コメント
コメント一覧 (2)