3月19日(土)、20日(日)、「NHKスペシャル」で福島原発の事故について2夜連続の特集がありました。「原発事故12年の新事実」「原発事故12年新たな謎」の前後編で、日本が壊滅の危機に瀕した88時間の再現ドラマ等で構成されていました。とても見応えのあるドキュメンタリーでした。

 私は、19日、20日は他の予定があって視聴できなかったので、録画して後日視聴しました。

 番組では、相次いでメルトダウンを起こした1号機、2号機、3号機のトラブルへの緊急対応の様子が再現され、息詰まる思いでした。死を覚悟して現場で対応に当たる吉田所長以下の義務感、放射線の高い場所でバルブを閉めに向かう決死隊を部下から募ることとなる管理職のつらさ、家族のことを思いながらも決死隊に名乗り出る多くの社員・・・。

 事故後の聴き取り調査で、吉田所長はその時の心境として「我々のイメージは、東日本壊滅」だったと語られたとのことでした。

 私は、幸いにも、そのような過酷な現場で、過酷な立場に立たされることなく人生を終えられるだろうと思います。

 この番組で再現された危機だけでなく、他にも4号機などで東日本を壊滅させかねない危機が発生していました。

 「福島原発事故の数々の奇跡」 参照願います。

 

 原発事故の記憶は、風化しつつあるのでしょう。番組内でも、「世界が原発への依存を再び強めようとしている」と指摘していました。

 従来から、原発には100%の安全などありませんでした。ロシアのウクライナ侵略などにより、原発に対する武力攻撃の危険も加わりました。番組では、そのことも指摘していました。「NHK、Good Job!」

 これほどの危険を冒して原発を推進しなければならない理由など、考えられません。誰からもそんな説明は聞いたことがありません。

 この状態で原発を推進するのは、売国的行為だと思うのですが・・・。

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