岸田内閣や東電は、「夏ごろ」に福島原発の処理水(汚染水?)の海洋放出を開始する方針を表明し続けています。しかし、地元漁業者の理解は全く得られていません。

 政府と東電は2015年、県漁連に「関係者の理解なしにいかなる処分もしない」と文書で約束しており、政府はこれまで何度も「約束は順守する」としています。当時も自民党内閣、安倍政権でした。今の状況で、自民党政権はどうやって約束を順守するつもりなのか、疑念が広がっています。

 私が懸念しているのは、地元のごく一部から同意を取り付け、「関係者の理解を得た」と強弁することです。これまで、政府、東電は、どのようにして理解を得たと判断するか明らかにしないまま、漁業者と議論を重ねてきたようです。地元の意見も完全に一枚岩ということは考えにくいでしょう。大事な点を不明確にしていたのは、最終的に地元の理解のないまま実施を強行する布石だったのかもしれません。

 しかし、それをやったら、自民党の信用はさらに地に落ちるでしょう。

 

 もし、海洋放出が避けられないものだとしたら、なぜあのような約束をしたのでしょう?近年の自民党政権、言葉、約束が軽いことに呆れます。また、専門家によれば、多額の費用さえかければトリチウムを取り除いて放出することも技術的には可能とのことです。

 私や妻が関係していたということになれば、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめると明言し、公文書改ざんを引き起こす原因となった方もいます。この方は、この発言も含めて国会でも嘘、虚偽答弁を重ねたことが公式に認定されています。

 岸田政権も、しょっぱなの国葬問題を手始めに、「説明を尽くして理解を得る」と国民に約束しながら、ろくに説明もしないまま強行した政策、施策がたくさんあります。

 いつから日本人の言葉は、こんなに軽くなってしまったのでしょうか?政界特有の現象でしょうか?
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