私がこのブログで、ジャニーズの問題について沈黙していたことについてマスコミ各社の検証が必要だと主張した2日後の9月11日、NHKが「クローズアップ現代」で「検証した結果」を報じました。ジャニーズ事務所の藤島前社長が謝罪会見をして各社の報道が本格化したころから、NHKではこの検証番組の準備を始めておられたようです。自らの責任を認めて「検証」を始められたことについては、一応評価しますが、踏み込みが足らず、やはり内部職員による検証には限界を感じざるを得ません。第三者的機関による検証の必要性を感じます。
「ジャニーズ問題はマスコミ各社の検証も必要」 参照願います。
「クローズアップ現代」の検証
クロ現でも、告発本が出版された時点、文春が性加害を報じた時点、裁判で性加害が事実であると認定された時点など、報道すべき機会は何度もあったにもかかわらず、報道してこなかったことを問題視しています。したがって、それらの時点で各部門の責任者であった人たち等へのインタビューが「検証」の中心です。自社のみならず、民放の関係者にもインタビューしています。
結局、「触れてはいけない」雰囲気、ジャニーズ事務所と対立したくない気持ちからの忖度、芸能部門と社会部門等との間の垣根、「芸能ネタ」をNHKで取り上げるべきでないという妙なプライドなど、様々な要因があったことが指摘されました。
それらの指摘自体は納得できるものですが、私でも想像できるようなことばかりで、踏み込みが足らない感じは否めません。さらに、今後どう防ぐかという点にはほとんど答えがありません。組織体制の問題もあり、内部職員による検証の限界でしょう。
あの番組の放送をもって一件落着とはならないでしょう。対応策の検討を含め、第三者的機関によるさらなる検証が必要だと思います。
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