2023年9月の岸田政権内閣改造で、副大臣、政務官に女性がゼロだったことについて、批判が高まっています。閣僚には女性5人と過去最多タイの数を任命しながら、副大臣・政務官でこんな無惨なことになったことについて、考えられる理由は、次の二つしかあり得ません。

 一つは、自民党の女性議員の致命的な人材不足、もう一つは岸田首相に女性登用を積極的に行う気がなかったか・・・。

 世間からの注目度の高い閣僚に5人を任命しておけば、副大臣・政務官が少なくても「女性登用に熱心」という評価を得られるとでも思ったのでしょうか?その思惑は、完全に裏目に出てしまいました。何といっても、「0」というのはインパクトが大きすぎました。

 

 私は、自民党の女性議員にどんな人材がいるのかほとんど知りません。しかし、自身のブログやツイッターに「国連の会議室では小汚い格好に加え、チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「完全に品格に問題があります」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などとアイヌ民族を差別する投稿をし、法務局から人権侵犯の認定をされた杉田水脈議員は、当時「総務政務官」でした。彼女のような人物を政務官に任命せざるを得なかったということは、他の副大臣・政務官未経験の自民党女性議員は、彼女より不適任だったのでしょう。

 そうだとすれば、その人材不足は深刻です。選挙の際の候補者選びの段階から問題があったとしか考えられません。

 

 副大臣・政務官への登用が無いということは、数年後に閣僚に登用すべき人材の育成ができないということでしょう。少数の女性閣僚を使いまわし、消費するだけで、後に続くべき人材の育成をしないのは、非常にに刹那的です。今だけよければいい、自分の内閣だけよければ、後のことは知らない・・・。

 将来に禍根を残したのではないかと思います。

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